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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第117回 M&Aでおさえておきたい事業投資の原理原則

マイナビニュース / 2024年9月13日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回は、サイトM&Aのパイオニア的存在で、早稲田M&Aパートナーズ株式会社 代表取締役 CEO、株式会社ゼスタス 代表取締役社長、一般社団法人日本サイトM&A協会 代表理事を務める和家智也氏にお話を伺いました。

○2006年からスタートした「サイトM&A」

――和家さんは、サイトM&Aの専門家として多くのM&A案件に関わってきたと思いますが、そもそもなぜM&Aの業界に?

和家智也氏:今でこそM&Aの専門家と言われていますが、実は私は銀行など金融機関の出身ではありません。縁あって物流企業のIT部門に新卒で入社し、5年ほど在籍しました。入社した頃はネットショッピングの草創期で、EC事業を立ち上げても採算が取れずに撤退してしまう事例をたくさん見ていました。

「サーバーの契約終了」というボタン一つで、せっかく努力してつくり上げてきた資産がなくなる現実を見て、さみしいというか心苦しいというか、とても残念な気持ちになっていたのですが、サイトのような手に取って触れることのできない無形資産の売買市場はなかったのです。ただ、「ネットで調べて買い物をする」という行動変容は不可逆的だと思い、無形資産の売買市場が今後はできると感じて2006年にサイトM&Aの仲介サービスサイト「サイトレード」をスタートさせました。かれこれ18年ほど、サイトM&Aの案件に携わっています。

○突飛で特徴のあるサイトが日々生まれている

――和家さんが数多くのサイトを見てきた中で、印象に残っているサイトにはどんなものがありますか?

和家氏:化粧品や健康食品、アパレルの通販サイトはよく売りに出るジャンルです。面白いサイトだと、宝塚歌劇団を熱烈に応援するサイト、無数のイラストが無料でダウンロードできるサイト、作曲を音楽家に依頼するサイト、ゴルフ合コンのマッチングサイトなどは面白いサイトで今でも覚えています。

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