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『光る君へ』第33話、宮の宣旨からまひろへのオリエンテーションに視聴者最注目 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年9月8日 6時0分

X(Twitter)では、「宮の宣旨めっちゃ迫力ある」といったコメントのほか、「宮の宣旨さん、思ったよりも優しそう」と、意外にもまひろへの接し方がソフトであったことへ安堵したコメントも見られた。また、「まひろの『むり…』にはめっちゃ納得した」「まひろの部屋があれだけ広かったら他の女房は許せないだろうなぁ」「プライバシーの概念がないのはつらいな」といった、まひろの職場環境に同情する声も多く上がった。

『光る君へ』公式Webサイトの特集記事「ドラマ美術の世界17」では、藤壺の美術造形について詳しく紹介されている。女房たちの寝所での様子が天井からの目線で流れるように映し出されたシーンは、ドローンを使って撮影されたそうで、斬新な角度からの描写は絶賛されている。

さらに記事によると、まひろに与えられた部屋は1つの部屋を2つ合わせた広い部屋だという。これは女房のリーダー格である宮の宣旨と同等の扱いだそうで、女房たちの嫉妬を招くには十分な待遇だ(笑)。また、まひろが使うすずりや文鎮には、『光る君へ』を象徴する月があしらわれている。

宮の宣旨を演じる小林きな子は、大人計画に所属する東京都出身の46歳。『のだめカンタービレ』や『メイちゃんの執事』など、数々のドラマや舞台で活躍されている実力派女優だ。大河ドラマは初出演だが、貫禄ある演技で注目を集めている。宮の宣旨が曲者ぞろいの藤壺をどのようにまとめていくのか、これからが楽しみだ。

●まひろ、うれし過ぎるご褒美に感動
2番目に注目されたのは20時40分で、注目度77.63%。まひろが道長からのうれし過ぎるご褒美に感動するシーンだ。

まひろが執筆した『源氏物語』は、左大臣・藤原道長の期待に応え一条天皇の心をとらえた。また、まひろが物語の解説をすることによって、中宮・藤原彰子も『源氏物語』に興味を示し始める。道長の思惑は見事に当たった。「褒美である」ある日、藤壺の自室でまひろは道長から黒塗りの小箱を渡された。「は…?」「ふっ…」まひろの気の抜けた返事に道長は満足げである。「これからも、よろしく頼む」状況が飲み込めないまひろだが、部屋から出ていく道長を一礼して見送った。

道長が去ると、まひろはとりあえず小箱を開けてみた。そこには扇が入っていた。扇を結ぶひもをほどき、ゆっくりと広げる。するとその瞬間、まひろの頭の中には、はるか昔の淡い思い出が鮮明によみがえった。扇には、幼いころ河原で出逢ったまひろと道長の姿が描かれていた。「鳥が逃げてしまったの。大切に飼っていた鳥が」「鳥を鳥籠で飼うのが間違いだ。自在に空を飛んでこそ鳥だ」若き日の2人だ。扇にはあの日、大空に飛んで行ってしまった鳥も描かれている。まひろは、道長もまたあの日の出来事を、今も胸に残していることを知った。

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