eve autonomyが羽田新オフィスを開設 - 自動搬送車両のデモ走行も披露
マイナビニュース / 2024年9月13日 15時51分
●ヤマハ発動機とティアフォーのタッグで自動搬送を実現
工場や物流施設の敷地内における自動運転レベル4での無人搬送サービスを提供するeve autonomyは、認知度拡大や人材戦略の強化に向け、羽田イノベーションシティに新オフィス兼ショールームを開設。これに際し同社は9月6日、新拠点の開所式を開催。併せて車両走行デモンストレーションをお披露目した。
○屋外搬送自動化へヤマハ発動機とティアフォーが共同で設立
eve autonomyは、ヤマハ発動機とティアフォーの2社による合弁会社として2020年2月に設立された。ただそのルーツは2018年までさかのぼり、ヤマハ発動機の浜北工場において生じていた輸送課題の解決に向け、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導するティアフォーと共に、自動運転車両の共同開発プロジェクトを始動させたことに端を発するという。そして翌2019年には、同工場にて自動運転レベル3による無人搬送機の運用を開始。その成功を受け、サービスとしての展開を進めるためにeve autonomyとして始動したとする。
同社が現在提供するのは、自動運転技術を搭載した電動車両による工場や物流施設での屋外搬送の自動化ソリューション「eve auto」。「特定条件下における完全自動運転」となるレベル4の自動運転技術を用いることで、モバイルロボットを採用するには長く、有人トラックを使用するには短い“ラストマイル”の搬送自動化を実現するとしている。
同サービスの核となるのが、屋外搬送を担う電動車両と自動運転を実現するソフトウェア技術だ。車両については、ヤマハ発動機グループ全体で年間約7万台を売り上げるゴルフカーの技術を転用したとのこと。車両自体を小型化し小回り性能を向上させつつも、雨や風など天候の影響を受け、場合によっては整地されていない路面を走る必要もある屋外搬送にも対応できる、高信頼性の電動車両を提供する。一方のソフトウェアについては、ティアフォーが開発したオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」を活用。業界の先端を進む同ソフトウェアを用いてレベル4の自動運転を実現し、物流現場では不要となる機能を削減してスリム化させ搭載することで、導入コストも最低限に抑制されるという。
○eve autoが有する3つの特徴とは?
eve autonomyの代表取締役CEOを務める星野亮介氏は、羽田新オフィス開所式に際したプレゼンテーションの中で、eve autoが有する3つの特徴について説明した。
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