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大河原克行のNewsInsight 第325回 日本の「働く」を変える? リコーが開発した未来の会議室「PRISM」、秋葉原で実証実験

マイナビニュース / 2024年9月17日 17時17分

画像提供:マイナビニュース

NTT都市開発は、シェアスペース事業「LIFORK(リフォーク)」を展開している。このほど、東京・秋葉原のLIFORK秋葉原において、「集まることの価値」をさらに高めるオフィス空間を新たに提供するために新たなシェあオフィスを開設。さらにリコーが開発した次世代会議空間「RICOH PRISM(リコー プリズム)」を同施設内に導入し、新たな利用提案を進めている。RICOH PRISM が日常的に利用できる形で一般ユーザーにサービスを提供するのは今回が初めてのことになる。すでに予約受付を開始しており、2024年10月1日から利用できる。LIFORK秋葉原を訪れ、新たなオフィス空間の狙いと、RICOH PRISMの具体的な活用方法を体験してきた。

○新しい時代の「出社」の動きに対応

NTT都市開発の「LIFORK」は、「はたらくって、たのしい」をコンセプトに、自分らしいワークスタイル&ライフスタイルの実現をサポートするシェアスペース事業と位置づけている。

LIFORKは、「Work for a better Life」をもとに、LIFEとWORKを組み合わせた造語だ。東京・秋葉原に2拠点のほか、大手町、原宿、南青山に加えて、名古屋にも展開。それぞれのシェアスペースに、「サブカルチャーの街」、「歴史のある建物」、「グリーンのなか」、「公園を眺めながら」といったコンセプトを持たせているのも特徴だ。サービスは、シェアオフィスと、コワーキングスペース、レンタルラウンジ/レンタルルームで構成しており、用途や目的に応じて選択することができる。シェアオフィスは月額契約であり、コワーキングスペースはNTTコミュニケーションズが提供するコワーキング検索/予約サービスのdroppinに登録することで利用できる。レンタルラウンジ/レンタルルームはスペース会員の登録を行うことで誰でも利用できる仕組みとなっている。イベントや懇親会のほか、撮影や実証実験の場としてLIFORKを活用するケースも増えているという。

今回、取材に訪れたのは、秋葉原UDXの4階にあるLIFORK秋葉原だ。2018年4月に開設。1~8人用の半個室タイプのシェアオフィスを43室、8人まで利用できるレンタルルームのほか、コワーキングスペースを設置している。

秋葉原UDXは、NTT都市開発が所有している建物で、これまでは企業型保育園として利用していたスペースをLIFORK秋葉原として拡張。10人用および12人用の完全個室、窓ありのシェアオフィスを3部屋新設した。

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