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服部潤、バラエティナレーター界に抱く危機感と期待 『水曜日のダウンタウン』を低トーンで読む理由

マイナビニュース / 2024年9月18日 6時0分

そこで楽しく仕事していたんですけど、どんどん責任を持たされる立場になってきて、いわゆる接客だけじゃなくて裏のこともやらないといけない。「やりたいことじゃないな…」って思い始めた頃に、友達に誘われて佐野元春さんのコンサートに行ったんですよ。そこで佐野さんが大勢の観衆を一つにまとめ上げている姿を見たときに、「俺やっぱり、ホテルマンのままじゃいけない」と思って。

それから家に帰ったんだけど、興奮してるから寝れないんですよ。それで夜中にテレビをつけたら、TBSの『ドキュメントDD』っていう番組で、ディスクジョッキー事務所の女社長のドキュメンタリーをやってたんです。その女社長は、バイクの後ろに所属のDJを乗せて、J-WAVEからTOKYO FMに送ったりしてたんですけど、DJがブースの中でしゃべってる姿も映っていて、「僕はDJになるんだ!」と思ったんです。

――佐野元春さんを見たその夜に! 運命ですね。

本当に運命なんですよ。それでもう次の日にTBSに電話したんです。

――TBSに?

当時はパソコンもなくて検索もできなかったので、TBSに電話して「昨日の深夜のドキュメンタリーでやってた事務所を教えてください」って問い合わせたら教えてくれてたので速攻で行って、「私もDJになりたいんです!」とお願いしました(笑)。そしたらあの女社長が「うちの養成機関があるから、ホテルマンをやりながら通ってみたらどうですか?」と言ってくれて通い始めたのがスタートですね。そこで、サンディという事務所に所属しました。

――そこからどんな仕事をされていくんのですか?

初めてお金をもらったのは、コンピューターショーでパソコンを紹介するMCだったと思います。そういったイベントのMCとか、渋谷にあったタイトーのゲームセンターにDJブースがあって、そこのお客さんのリクエストを募って曲をかけるなんてこともやってたんですけど、ある時、J-WAVEのオーディションに連れて行っていただいたら、全くうまくできなかったんです。プロデューサーさんに要求されていることをうまく表現できなくて、そこで自分は基本的にアドリブが効かない人だということに気づいたんです。

――そうなんですか!?

それはいまだにそうで、「春を題材にして3分間しゃべって」と言われてフリートークするのも超苦手で。それで、社長に「潤ちゃんはうちではちょっと預かれないかな」って言われちゃったんですよ。

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