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どこでもサイエンス 第293回 10月はノーベル賞も紫金山アトラス彗星も気になる~

マイナビニュース / 2024年10月2日 7時17分

画像提供:マイナビニュース

10月に入りましたので、ノーベル賞の話題と思いきや、天文ファン界隈では、現在、紫金山(ツチンシャン)・アトラス彗星も話題でございます。ええ、どっちも気になる~というお話をいたしますね。
10月7日スタート 2024年のノーベル賞の発表

科学界でもっともみんなが注目するノーベル賞。100年以上の伝統と、1.5億円程度の巨額な賞金などでみなさまお馴染みです。授賞式は12月なのですが、受賞者発表は10月の初旬、そう間もなくでございます。

今年の発表日は、生理学・医学賞が7日、物理学賞が8日、化学賞が9日、文学賞が10日、平和賞が11日、経済学賞が14日となっています。時間は日本時間で夜の18時(平和)、18時30分(医学生理学)、18時45分(物理学、化学、経済学)、20時(文学)となっていますが「早くて」なので、これよりたいてい少し遅くなります。

これらはネット中継がおこなわれますので、ワクワクしながら見ることもできますよ。

ノーベル賞についてのあれこれは、「どこでもサイエンス」でも毎年のように取り上げていますが、2023年の第267回とその10年前の2013年の第9回と第10回が楽しみ方という点で我ながらおもしろいです。

あと、そもそもノーベル財団のホームページがとっても情報豊かでおもしろいですよー。自動翻訳の精度もあがってきたので結構楽しめますよね。
今年のノーベル賞、だれが受賞するんだろう

ノーベル賞予言賞などといわれるクラリベイト引用栄誉賞が先だって発表されて22名が受賞していますが、日本人では、堂免一成さんの「水分解用光触媒と太陽光水素製造システムの構築に関する基礎研究」が受賞していますね。次世代エネルギーとして重要視されるも、製造と貯蔵がめんどうくさい水素について、多くの研究者が注目している研究ということですな。

宇宙大好きな私としては、昨年も書きましたけど、宇宙で銀河などの巨大天体の誕生に寄与していると考えられているダークマター関係でだれか受賞しないかしらんと思うし、ブラックホールの撮像成功も受賞しないかしらんですが、まあ、もう楽しみに待つことにします。受賞研究については、ノーベル財団ほか非常に多くの人(たまには不肖・しののめも)が解説するので、サイエンスを楽しむという点でも楽しみなのがノーベル賞でございます。
10月中旬から 夕方の西空に大彗星……なるかな? 紫金山(ツチンシャン)・アトラス彗星

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