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Z世代に人気の「Discord」、安全対策についてポリシー担当に話を聞いた

マイナビニュース / 2024年10月5日 18時0分

バダリッチ氏が青少年におすすめする機能は、共同ホワイトボードアプリ「Jamspace」。Discord内で音声チャネルやダイレクトメッセージの通話中に直接起動できるアクティビティです。デジタルホワイトボードを使って、クラスメイトや友達と協力して学習できます。こちらの「Discordで勉強や交流ができる学生向けベストアプリ」を参考にしてください。学習サーバーでプロジェクトに取り組んだあとは、友達とゲームを楽しむなど、Discord上で多様な交流ができます。

「保護者向けガイド」を話し合いのきっかけに

子どもがDiscordを使いたいと言ったとき、保護者は何から始めたらいいのでしょうか。

「お子さんがDiscordを使っている保護者の方には、ぜひ親子でDiscordについての会話をすることから始めてはいかがでしょうか」とバダリッチ氏は話します。

「Discordでは、10代のユーザーとオンラインでの行動について会話をするときは、好奇心を軸に話を進めることが最も有効だと考えています。2024年8月9日に公開した『保護者向けガイド』の中で、会話のきっかけとしてお使いいただける質問案をご紹介しております。例えば『Discordはどんな使い方ができるの?』であったり、『あなたが参加している中で一番楽しいコミュニティはどんなところ?』といった形で質問をすることで、興味を持っていることを姿勢で示していただけると、お子さんとDiscordとのかかわり方を共有してもらえやすくなります」(バダリッチ氏)。

「保護者向けガイド」は「Discord保護者HUB」に掲載されまています。Discordの機能や用語紹介、安全への取り組み、ファミリーセンター(ペアレンタルコントロール)の紹介、安全のための設定などが掲載されています。日本語でもダウンロードできます。

また、保護者も一度Discordを使ってみることがおすすめだそうです。自分で使ってみれば、我が子に必要な見守りがより明確になると思います。話し合いの前に自分で使ってみて、どんなプラットフォームか知っておくと、具体的な話し合いができそうですね。

子どもを見守る機能は、子どもからは「監視」と捉えられることもあります。一方の大人も「プライバシーを尊重しなければ」と悩むもの。そこで、Discordのファミリーセンターは、10代のプライバシーを守りつつ、10代のオンラインでの行動を見守れる仕組みになっています。

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