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motorola razr 50s レビュー - 折りたたみスマートフォンの裾野を広げる新製品!

マイナビニュース / 2024年10月8日 14時34分

サブディスプレイの下部のバーを長押しするだけで、簡単にアプリの全画面切り替えができます。アプリや状況に応じて使い分けられるのはメリットと感じました。

それ以上に便利なのが、サブディスプレイの自由度です。本機のサブ画面はメイン画面とほぼ変わらず使えるため、閉じた状態でもほとんどの機能が使えます。特にアプリがそのまま使える点が大きなメリットです。

カメラはもちろん、ブラウザ/メール/マップ/フォト/ウォレットといったアプリはもとより、PayPay/YouTube/InstagramなどのSNSはもちろん、ゲームだって遊ぶことができます。インストールされているアプリを改めてサブディスプレイに登録する形なので、よく使うアプリを厳選して登録した方が便利でしょう。

折りたたみスマートフォンの最大の欠点は、逆説的になりますが「開くのが面倒」というところです。フィーチャーフォンの折りたたみケータイ時代から存在する当たり前の問題ですが、当時よりも頻繁にスマートフォンを使うようになって、取り出しては開いたり閉じたりするのを繰り返すのが手間に感じるということはあるかもしれません。

その点、「razr 50s」はディスプレイを開かなくても、ある程度の作業が行えます。サッと取り出してメッセージなどを確認したいという程度の使い方であれば、十分な画面サイズです。時間確認からメールやSNSの通知チェック、カレンダーの予定チェック、コード決済時のQRコード表示といった具合に日々の簡単な操作であれば閉じたままで使えます。

いざメールの返信をしたいとき、大画面で動画を視聴したいとき、本気でゲームをしたいときは端末を開けばいいわけです。この辺は非折りたたみのコンパクトスマートフォンにはできないことです。

「Galaxy Z Fold」シリーズのような開くとタブレットになる横折りスマートフォンの場合、閉じた状態でも普通のスマートフォンとしてある程度利用できます。「razr 50s」も、閉じた状態でほぼ普通のスマートフォンのように使えるので、通常のスマートフォンよりも便利でしょう。

ただ、開け閉めするときの落としやすさ、サッと画面を見られる手軽さを考えると、縦折りタイプの折りたたみスマートフォンは、ショルダーストラップで持ち歩くというのが一番使いやすいようにも感じました。その点は、ケースなどのアクセサリーを積極的に展開している「Galaxy Z Flip」シリーズに強みがあるかもしれません。

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