1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

motorola razr 50s レビュー - 折りたたみスマートフォンの裾野を広げる新製品!

マイナビニュース / 2024年10月8日 14時34分

とはいえ「razr 50s」もケースは探せばそれなりに出回っています。特に今回のカラーのうち、スプリッツオレンジは魅力的なので、クリアケースに入れて持ち歩くのも良さそうに感じました。
ラップトップモード/スタンドモード/テントモードの3つのスタイル

完全に折りたたんだ状態と完全に開いた状態だけではなく、その中間の状態で自由な形で使えるのが折りたたみスマートフォンの魅力の1つでもあります。「razr 50s」では、折りたたむ途中で止めてノートPCのように画面を立ち上げて使う“ラップトップモード”、開きかけの状態でサブディスプレイを利用する“スタンドモード”。ひっくり返してヒンジ部を上にした三角形の形で置く“テントモード”を利用モードとして定義しています。

動画視聴やカメラ撮影など、様々なシーンで役立つ置き方です。ほかの折りたたみスマートフォンでも同様の機能はありますが、その中でも「razr 50s」は使いやすい機能を備えています。

カメラ撮影時に端末を半ばまで折って横向きに持つと一昔前のビデオカメラのように保持できます。このスタイルだと、自動的にカメラが動画撮影を開始するという点は面白いところ。

モトローラ製端末で以前から搭載されているジェスチャー機能では、手に持って2回振るとライトが点灯する機能があり、これも折りたたんだ状態で使えるのは便利です。手首を2回ひねってカメラ起動、3本指で画面タッチすると画面キャプチャー、背面をダブルタップすると指定アプリ起動……といった機能を、折りたたんだ状態で使えるのも嬉しいところ。

個人的には、折りたたんだ端末を取り出して顔認証でロック解除し、2回タッチでQRコード決済を起動して折りたたんだまま支払う……という流れは良い感じでした。FeliCaにも対応しており、交通系ICで公共交通機関に乗車するならさらに簡単で、折りたたんだままタッチするだけです。

折りたたみだけど開かなくても使えるというのは、こうした折りたたみスマートフォンの使い勝手のよさに繋がります。その点「razr 50s」は閉じた状態でも使いやすいのがメリットでしょう。
カメラの写りは上級、シャッター音には課題

カメラは、「moto ai」というAIを活用したという画質調整や手ブレ補正などを搭載しているとしています。

スペックとしては背面に2つのカメラを搭載。メインカメラは有効画素数5,000万画素センサーを搭載。ピクセルピッチは0.8μm、像面位相差AFにも対応します。レンズの明るさはF1.7で、光学式手ブレ補正(OIS)も搭載。ピクセルビニングによって通常時は1,250万画素で記録されます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください