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motorola razr 50s レビュー - 折りたたみスマートフォンの裾野を広げる新製品!

マイナビニュース / 2024年10月8日 14時34分

もう1つのカメラは有効画素数1,300万画素の超広角カメラで、画角は120度。AFにも対応してマクロ機能も備えています。レンズの明るさはF2.2、ピクセルピッチは1.12μm。インカメラは有効画素数3,200万画素センサーにF2.4の明るさのレンズを搭載。ピクセルビニングにより800万画素で記録されます。

動画向けには、AIが動きを検出して手ブレ補正を調整する適応型手ブレ補正や、カメラを360度回転させても水平を保つ水平ロックといったmoto ai機能を搭載。

カメラとしてはこってりとした色のりとスマートフォンらしいはっきりとした写り。全体的に写りの問題は感じられません。HDRもほどよく効いており、シーンを選ばずに安定した写りが期待できそうです。

ただ一点、改善を望みたいのがシャッター音。かなり大きな「カシャーン」という音で、特に「razr 50」よりも「razr 50s」の方がシャッター音が大きいという点も謎です。動画撮影開始時の音も大きく、これはぜひ改善をお願いしたいところです。

カメラとしては画質面で大きな問題もなく、折りたたみスマートフォンらしい置いての撮影などの利便性の高さが大きなメリットと言えるでしょう。
ミッドレンジのパフォーマンスでコスパに優れる

パフォーマンスもチェックしてみましょう。SoCには、最近躍進の著しいMediaTekのDimensity 7300Xを搭載。メモリとストレージはrazr 50が12GB/512GB、razr 50sが8GB/256GBという構成です。

実利用に比べて、ベンチマークの数字はそれほど高くはならないようです。例えばグラフィックス性能を計測する3Dmarkでは、Wild Lifeテストが3,116、Wild Life Extremeが854でした。数字としてはSnapdragon 7 Gen 1ぐらいでしょうか。

ただ、アプリケーションの性能を測定するPCMarkでは15,153とSnapdragon 7+ Gen 3並み。CPU性能を測定するGeekBenchはSingle-Coreが1,040、Multi-Coreが3,003で、GPUテストではOpenCLが2,601、Vulkanが2,521となって、これもSnapdragon 7 Gen 1クラス。

基本的にはミッドレンジのパフォーマンスといった印象でしょうか。パフォーマンス的に問題はあまり感じませんが、重量級のゲームは厳しそうです。

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