1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

アニメ業界との好循環を生み出すプラットフォームを目指す - 藤商事×アニメの新プロジェクト「anime blast」を始動

マイナビニュース / 2024年10月19日 7時0分

しかし、アニメコラボの有効性を示しつつも、「パチンコユーザーの方が必ずしも知っているアニメとコラボレーションできるわけではない」という現実を指摘する。他社との間で人気コンテンツの熾烈な争奪戦が繰り広げられている現状がある中で、「人気だから良いコンテンツというだけではなく、知名度はそこまで高くないけど、実は非常に優れたコンテンツってたくさんあるんですよ。だから我々の業界としては、その良さをパチンコを通してユーザーに届けないといけない」と力強く語り、「知名度があるからパチンコになるという流れとは別に、パチンコになることで知名度を上げていく流れを作りたい」という想いが、「anime blast」発足に繋がっているという。

これまでXやYouTubeなどのSNSを使ったプロモーション活動を行ってきた藤商事だが、「今回はさらに踏み込んで、TikTokやInstagramも活用していく」と、比較的若い世代が利用しているSNSにもアプローチすることで、「まずは『anime blast』というプラットフォームを大きくし、『ここで取り上げられた作品はいずれパチンコになるよね』といったところからはじめ、パチンコユーザーの方に、キャラクターであったり、ストーリーといったパチンコ台だけでは伝えきれない要素を伝えていきたい」との展開を目指す。

「自分の知らないアニメの台を打ったら、まずは『このキャラは誰?』から始まるじゃないですか」と苦笑いを浮かべる北氏だが、「『anime blast』はそれを伝えるためのプラットフォーム。このキャラクターはどういう性格で、どういうバックボーンがあるみたいなことを知ってもらえれば、ただ漠然と台を打つといったところから、さらに一歩踏み込めるのはないか」と「anime blast」の狙いを明確化。「実際、パチンコの演出やギミックは、実際のアニメに合わせたものを取り入れている」という事実を指摘し、「開発は、ただアニメの絵柄を使っているだけではなく、ちゃんと作品を熟知して、最大限に活かそうとしているのですが、それが理解されないのが一番さびしい」との開発者視点での気持ちから、「開発者側の気持ちと、パチンコユーザーの認知度。そのギャップを埋めることが一番の目的です」と、「anime blast」を立ち上げた経緯について、あらためて言及する。
○ ●「anime blast」第1弾は『とある科学の超電磁砲』

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください