1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

アニメ業界との好循環を生み出すプラットフォームを目指す - 藤商事×アニメの新プロジェクト「anime blast」を始動

マイナビニュース / 2024年10月19日 7時0分

「anime blast」の第1弾が『とある科学の超電磁砲』になったのは、プロジェクトの企画が通り、実際に立ち上げるタイミングと一致したからであるが、その一方で、「やはりある程度強いコンテンツでスタートしないと、最初の集客が望めない」という現実的な視点も大きな理由となっている。「その意味では、最高のコンテンツで始動できたと思っています」という北氏。立ち上げから3カ月で、現在は『とある科学の超電磁砲』のみが取り上げられているが、今後は他の作品も随時取り上げられていく予定となっており、「もちろん自分が手掛けている作品だけでなく、藤商事が手掛ける作品は、全て、このプロジェクトで取り扱っていきます」と力強く宣言する。

藤商事ではこれまでからSNSを使ったプロモーション活動は行われてきたが、「そこをうまく活用できれば、もっと様々なアプローチができるはず」ということがわかっていながら活用できなかった理由として「情報共有」の問題について言及する。「弊社のSNSを見ていても、新台が出ます、PVができました、実戦動画です、みたいな感じで、新台の情報解禁から実際の導入までに数回程度しか投稿されません。『新台が出ます!』と投稿した瞬間はすごく盛り上がるのですが、そこから約2カ月間、ほとんど情報が出てこない空白の時間ができてしまう」という現状を明かし、「本来であれば、導入に向けて盛り上げていかないといけないのに、何の手も打てなかったのは、販促の部門に任せきりだったため」とその問題点を指摘する。

「これは販促の部門が悪いのではなく、有効な情報を渡しきれていない開発側の問題でもある」とあらためて現状を分析し、「開発が情報を出さない限り、販促が理解しきれていないことはたくさんあります。だから『anime blast』では、どういうタイミングで、どういう情報を、どういうスパンで出していくかについて、あらかじめしっかりと決めておくことによって、導入に向けてちゃんと盛り上がりが作れるようにしたいと思っています」と計画的な運用を目指す。そして、営業部門はもとより、販促、営業戦略、ライツなどの関連する部門においてできる限り上長の参加を促すことで、「様々なことが軽いフットワークでこなせる」体制を構築。「僕一人の力では何もできないが、各セクションの力を借りることで、さらに大きなプロジェクトに育てていくことができる」との展望を明かした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください