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【徹底検証】本当に使えるChrome拡張機能はどれ? 第3回 「Google翻訳」vs「DeepL翻訳」各種機能を比較してみた

マイナビニュース / 2024年10月10日 9時0分

「日本語」→「外国後」の翻訳を行うときは、翻訳した文章が「正しく相手に伝わるか?」にも注意しなければならない。もしかすると、的外れな文章に翻訳されている可能性もある。とはいえ、外国語が堪能でないから翻訳機能に頼っている訳で、自分で「翻訳結果が適切であるか?」を判断しろ、というのは少し無謀な話かもしれない。

このような場合は、翻訳先の言語に「日本語」を指定して、現在の文章(外国語)を日本語に再翻訳してみるとよい。

すると、元の“入力した日本語”とは少し異なる文章が表示される。この文章でも正しく意味が通じていれば、おそらく「適切に翻訳されていた」と考えられるだろう。あくまで目安でしかないが、参考にしてみるよい。

なお、日本語に再翻訳した文章を確認したあと「Ctrl」+「Z」キーを押すと、ひとつ前の翻訳結果(今回の例では英語)に戻すことができる。再度、「Ctrl」+「Z」キーを押すと、最初に入力した“元の日本語”に戻る。このように、「Ctrl」+「Z」キーで翻訳結果を“一つ前の状態”に戻すことも可能となっている。

そのほか、翻訳する文章に「機密情報が含まれていないか?」にも注意しなければならない。「DeepL翻訳」の拡張機能を紹介するページには、以下のように注意点が記述されている。

【DeepL翻訳のセキュリティ対策】
無料版では入力されたテキストを、全ユーザー用のアルゴリズムの改善に使用することがあります。そのため、個人情報を含むテキストの翻訳や推敲を無料版サービスで行うことはお避けください。

よって、ビジネスで使用する会社の機密情報などを翻訳するときは、有料版のDeepL Proを使用するのが基本といえる。
拡張機能のオプション設定

最後に、それぞれの拡張機能のオプション設定を紹介しておこう。オプション設定の画面を表示するときは、「拡張機能」のアイコンをクリックし、それぞれの拡張機能の「…」から「オプション」を選択すればよい。

「Google翻訳」のオプション設定は、以下の図のようになっている。ここで「メインの言語」を変更する、「ポップアップ翻訳」の表示方法を変更する、といった設定を行うことが可能だ。

一方、「DeepL翻訳」のオプション設定は以下の図のようになっており、項目数は多めである。言語の指定には、「Webページを翻訳するとき」と「自分で入力した文章を翻訳するとき」の2項目が用意されている。

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