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ファインディが新卒採用をスタート - 目標は「3年後にリーダークラス、5年後に事業責任者」

マイナビニュース / 2024年10月21日 12時23分

画像提供:マイナビニュース

エンジニア向けのプラットフォームで知られるファインディは、2024年度に初の新卒採用を行った。社員数が2.9倍に拡大したという大きな雇用の背景と、「3年後にリーダークラス、5年後に事業責任者」という目標を掲げた理由を伺ってみたい。

○エンジニアのスキルを可視化させたファインディ

エンジニア向けのプラットフォーム事業を行っているファインディ。2016年に創業してから急成長を続けており、2024年3月時点での従業員数はおよそ280名となっている。そのビジョンは、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる」だ。

同社には「人口減少が進む中で日本の経済的な豊かさを後世に残すためには、日本企業が世界に進出しなければならない」という思いがある。だが日本はここ20~30年、世界に通ずるテックカンパニーを生み出せていない。その要因を"エンジニアの視点を持った経営者が少ない"ことと捉え、技術立国日本を取り戻すために技術者に特化したHR事業を始めたのが、ファインディという会社の始まりだ。

大きな特徴は、エンジニアのスキルを可視化していること。ソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」と「Findy」を連携させ、OSS(Open Source Software)活動を解析し、エンジニアが持つスキルを数値化するサービスを展開することで大きな支持を受けた。このアイデアは、取締役 CTOの佐藤将高氏が「より良い転職支援サービスを生み出したい」と感じた実体験から誕生したという。

現在、事業の柱となっているのは、ダイレクトリクルーティングモデルで転職サービスを行っている「Findy」。フリーランス・副業の業務委託案件を扱い、スタートアップ企業とのマッチングも支援する「Findy Freelance」。エンジニアのアウトプットと開発状況の可視化を支援することで、開発チームの開発生産性向上を実現する「Findy Team+」の3事業。

全サービスの累計登録者数は現在約20万人、累計企業数はおよそ2,300社を数え、そのうちの約450社が「Findy Team+」を導入している。また新規事業として、開発ツールの導入・検討に関わる意思決定をサポートする「Findy Tools」、さらにインド進出による「Findy Team+の海外展開」を推し進めている。

そんなファインディが、2024年度より新卒採用をスタートさせたという。目標は「3年後にリーダークラス、5年後に事業責任者となるメンバーの育成」。同社はなぜここにきて新卒の採用を始めたのか。そして高い育成目標を掲げているのか。

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