【Apple担当役員インタビュー】10周年のApple Watch、私たちの生活をどう変えた?
マイナビニュース / 2024年10月15日 17時20分
Apple Watchは、2014年9月に発表され、2015年4月に発売された、Apple初のウェアラブルデバイスです。この10年間、スマートウォッチカテゴリを牽引し、今もなお、半数以上が新規にApple Watchを購入する顧客となっています。
最も成功しているウェアラブルデバイスの1つであるApple Watchは、いかに作られてきたのか。そして、人々の生活をどのように変えてきたのか。どんな未来を目指していくのか。
今回は、Apple Watchを担当するCOO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)のジェフ・ウィリアムス氏、フィットネステクノロジー担当副社長でパーソナルトレーナーとしても著名だったジェイ・ブラニック氏、ヘルスケア担当副社長で医学博士のサンブル・デサイ氏にインタビューする機会に恵まれました。
この10年で起きたこと
Apple Watchは、2024年9月に発売された新モデルに「Series 10」と名付けている通り、登場して10年目を迎えました。
10作目では、ステンレススチールの上位モデルをチタニウムに変更して、高い質感はそのままに軽量化を実現。アルミニウムモデルも合わせて、ケースそのものの大型化と薄型化を行い、より見やすい画面と軽快さを併せ持つモデルとなりました。
COOのジェフ・ウイリアムズ氏は、Apple Watchの10年間の進化について、困難がたくさんあったと振り返りつつ、以下の3つのポイントで総括しました。
人々が時計を身に着けなくなった、というダウントレンドを覆したこと
技術の進歩
健康分野
「10年前、特に若者の間で腕時計は衰退していました。人々は腕時計を着けなくなっていました。携帯電話を持ち、携帯電話で時間を確認していたからです。明らかに腕時計は衰退していました。
ですから、この分野に参入した私たちの目的の一つは、人々が本当に欲しいと思うほど十分な実用性があり、毎日使いたくなるような、身につけるもの、腕時計の形をしたものを創り出せるかどうかということでした」(ウイリアムズ氏)
実際、10年前を振り返れば、スマートフォン時代が幕開けし、4G LTEがアメリカをはじめとした各国で普及し、スマートフォンが生活必需品として、デスクトップのインターネット環境を上回るようになるタイミングでした。
携帯電話のロック画面、アプリ実行中の画面には、ほぼ必ず時計が表示されており、携帯電話の画面を見ている時間が長くなればなるほど、「時間を確認する」という腕時計の主たる役割が失われていきました。
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