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テレビ屋の声 第91回 『この世界は1ダフル』小宮泰也氏、“テレビが一番すごい”を胸に挑む32歳 手間を惜しまず「琴線に触れる」番組に

マイナビニュース / 2024年10月16日 6時0分

それと、ぱーてぃーちゃんの金子きょんちぃとは『もっちりきょんちぃ』というYouTubeを二人三脚でやっています。「親友」ってだけでお手伝いしているのですが、「こういうことで反応されるのか」「こうやったら長く見られるのか」「若い子はやっぱりテンポが速いほうが見られるんだ」とか、すごく勉強になりますね。

――この秋から地上波の演出担当がレギュラー2本と忙しくなりますね。

先日は初めて『中居正広のスポーツ珍プレー好プレー』(フジテレビ)という歴史ある番組の演出をやらせてもらいました。先々にも特番がありますし、来年には企画したドラマもいくつか決まってまして、すでに始動してます。

――ドラマもやってらっしゃるんですね。

Leminoで乃木坂46が出演する『古書堂ものがたり』(23年)という作品で、初めてドラマのプロデューサーをやりました。これまでも『スカッとジャパン』などをやってきましたが、ドラマの文化をがっつり吸収できたので、『1ダフル』のドラマでもこれまでのバラエティドラマにはない、細かな色味にこだわったりして、ノウハウを取り入れています。バラエティの演出とドラマのプロデューサーをやってる人はあまりいないと思うので、そこも強みにしていきたいです。

――『セブンルール』ではドキュメンタリーもやられて様々なジャンルを網羅していますが、そんな中で今後こんな番組を作ってみたいというものはありますか?

お笑い番組をあんまりやったことがないので、ネタとかコントとかを撮るのに憧れはありますね。

――かつて一緒に住んでいた芸人さんたちの番組というのも、できるといいですね。

同居人たちの活躍が刺激になっているので、いつかやりたいという夢はありますね。フジテレビさんは、まさにそういうのに強い局だと思うので。
○バラエティの全てが詰まっている『天才てれびくん』

――ご自身が影響を受けた番組を1本挙げるとすると、何になりますか?

『天才てれびくん』(NHK Eテレ)が大好きだったんですよ。学校から帰ったら絶対に夕方から『天てれ』を見るっていう習慣でした。音楽系とかトーク系とかコント系とか、毎日違う企画をやるので、バラエティの全てが『天てれ』に詰まってると思っていて、すごく勉強になるんです。

――民放で言うところの、いわゆる「総合バラエティ」ですよね。

そうなんです。あまりにも『天てれ』が大好きだから、天てれ戦士たちは僕にとってスーパースターなんです。大沢あかねさんに会ったとき、「あの曲のあそこが良かったんです!」って思いを伝えたら、「気持ち悪いっすね(笑)」って言われましたけど(笑)

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