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日本チームの活躍で来シーズンの期待高まる! 『VALORANT』大会「Red Bull Home Ground」レポート

マイナビニュース / 2024年10月24日 16時39分

両国国技館の正門横には、出場6チームの名前を当て字で表した旗、そして「日本の力を見せつけろ」と書かれた旗がはためきます。この大会スローガンは、もちろん日本の伝統的な両国国技館という場所で開催されるからこその言葉でしょう。しかし、シーンの状況や日本チームが背負っている期待を考えれば、とても重みのある言葉にも感じられました。

新体制の日本チームが期待に応える活躍を披露

Day1にはグループステージの全6試合と、準決勝の第1試合が行われました。グループステージでは、6チームが2グループに分かれてBo1で対戦し、各グループの上位2チームが準決勝に進出します。多くの試合が予定されるなか、どの試合も拮抗した熱戦が続き、タフな1日になりました。

「ZETA」は、第2試合で「CGZ」に13-8で勝利、第4試合で「T1」に13-7で勝利し、2勝0敗でグループ1位抜けが決定。なかでも、「T1」戦ではCLZ選手がファーストラウンドからエースを獲得、さらには後半でも1vs4クラッチを決めるなど、目覚ましい活躍で会場を大いに沸かせました。

試合後のインタビューでは、数多くのオフライン大会を経験してきた「ZETA」の選手たちが、口々に「緊張した」と語っていたことが印象的でした。日本の観客を前に、新生「ZETA」の強さを見せなければならないというプレッシャーが、それだけ大きかったのでしょう。

「DFM」は、第1試合で「RRQ」に10-13で敗北するも、第5試合で「TLN」に13-10で勝利。グループ1は1勝1敗で勝利数が並びましたが、ラウンドの得失点差により順位が決定し、わずか1ラウンド差で「DFM」が準決勝進出を決めました。

「DFM」は昨年からの既存メンバーであるMeiy選手以外、メインロスターを一新しています。これまで「DFM」はチームづくりにおいて試行錯誤が続き、なかなか勝利に届かない苦難の時期を過ごしてきました。しかし、今回は新体制になって間もないオフライン大会で、しかも日本の観客の前で勝利を届けるという、大きな意味を持つ1勝を披露しました。

「CGZ」は、第2試合で「ZETA」に8-13で敗北、第6試合で「T1」に10-13で敗北し、グループ3位で敗退が決まりました。残念ながら勝利は叶わなかったものの、「CGZ」は出場チームのなかで唯一のTier2チーム。オフライン大会を初めて経験する選手もいて、Tier1チームとは相当な経験値の差があったにもかかわらず、非常に見応えのある試合をくり広げました。

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