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薄軽VAIOの旗艦モデル「VAIO SX14-R」の“数値以上の変化”を知る

マイナビニュース / 2024年11月1日 8時0分

評価機材ではIntel Core Ultra 125“H”、比較対象ではIntel Core Ultra 125“U”を搭載しているが、まさにその電力消費の部分で差が出ている。特に、PCMark 10 Digital Content CreationとCINEBENCH 2024 Multi Coreといったマルチスレッドの処理能力、そして、3DMark Time Spyのスコアで明確な差が確認できる。

ただ、両者の動作クロックを比べるとベースにしてもピークにしてもわずかな差だが“U”が高い。その影響かその他のスコアでは明確な違いとまではいかず、FFXIV:黄金のレガシーでは“U”搭載比較対象ノートPCが上回る結果となっている(その差もわずかだが)。

なお、ストレージの転送速度を評価するCrystalDiskMark 8.0.5 x64では、シーケンシャルリードにしてもシーケンシャルライトにしても、VAIO SX14-RのスコアがPCI Express 1.3 x4接続の比較対象ノートPCのスコアを大幅に上回った。ただ、これはそれぞれの搭載しているSSDのクラスがVAIO SX14-Rは最上位モデルなのに対して、比較対象ノートPCではミドルレンジなのが影響しているのかもしれない。

なお、VAIOの公式データでは、VAIO SX14-Rのバッテリー駆動時間はJEITA 3.0の測定条件で動画再生時約10.5時間、アイドル時で約26.0時間となっている。評価機材で内蔵するバッテリーの容量は、PCMark 10のSystem informationで検出した値で51150mAhだった。PCMark 10 Battery Life benchmarkで測定したところ、Modern Officeのスコアは16時間6分(Performance 5718)となった。

先に言及したように、VAIO SX14-Rではユーティリティの設定でCPUとクーラーファンの動作モードを「パフォーマンス優先」「標準」「静かさ優先」で変更できる。これは、VAIOが開発した独自機能「VAIO True Performance」を活用したもので、電源強化や放熱能力の向上によって、処理能力の向上と静音動作の両立を可能にしている。

では、それぞれのモードで処理能力とクーラーユニットの発生音量とボディーの表面温度はどのように変わるのだろうか。それぞれのモードでCINEBENCH 2024とPCMark 10を実行したときのスコアと3DMark Night Raid実行時に測定したシステム音圧は以下のようになった。

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