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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第120回 映画もアートも社債も不動産も‐あらゆる資産がトークン化し流通するSTOの未来(前編)

マイナビニュース / 2024年11月8日 9時0分

Securitizeを利用した目新しいST商品は、投資家などによってSNSでも拡散され、口コミ効果が期待できます。これにより、「新規顧客の獲得」「ロイヤルカスタマー化」「ブランディング効果」なども期待できるでしょう。また、社債は比較的リスクが低く、投資しやすい商品であるため、購入することでユーザーから利害当事者となり、発行体である企業を「応援する理由ができる」というメリットもあります。似た商品を買うのであれば、「STを保有している企業の商品を」という心理が働くわけです。クロスセルの可能性も高まるでしょう。

他にも、購入時のアンケートなどでより深い顧客情報を得て、それ基づいた他サービスの案内や商品・サービス開発をすることも可能です。また、特典として配布する商品やポイントは、実質利回りを向上させながらも現金の支出を縮小できるという点など発行体にもさまざまなメリットがあります。

後編では、海外の事例やSTOの未来についてご紹介します。

中島宏明 なかじまひろあき 1986年、埼玉県生まれ。2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。監修を担当した書籍『THE NEW MONEY 暗号通貨が世界を変える』が発売中。 この著者の記事一覧はこちら
(中島宏明)



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