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Lunar LakeはMeteor Lake比でどこまで性能向上? 最新ドライバ適用「Core Ultra 7 258V」搭載ノートを試す(後編)

マイナビニュース / 2024年11月14日 15時0分

まずは、シンプルにCPUパワーを見るためCGレンダリングを実行する「Cinebench 2024」でのスコアと「HandBrake」を使用し、約3分の4K動画をフルHDにH.264とH.265形式でエンコードしたときにかかった時間を計測する。

Cinebench 2024の結果を見ると、コア数が減っているだけにMulti CoreのスコアはCore Ultra 7 155Hが上回るが、Single CoreのスコアはCore Ultra 7 258Vが約13%上回った。エンコードに関しては、H.264への変換時間はCore Ultra 7 155Hのほうが高速だが、より複雑な計算が行われるH.265への変換はCore Ultra 7 258Vのほうがわずかだが高速。コアあたりの性能向上が効いているのが分かる部分だ。

続いて、アプリの性能を見るため、Webブラウザ、ビデオ会議、表計算などさまざまなアプリをシミュレートする「PCMark 10」と、実際にAdobeのPhotoshopとLightroom Classicを実行してさまざまな画像処理を行う「Procyon Photo Editing Benchmark」を実行した。

PCMark 10はわずかにCore Ultra 7 258Vが上回った。クリエイティブ系の処理を行うDigital Content Creationのスコアが高いのが効いている。それを裏付けるように、Procyon Photo Editing BenchmarkではCore Ultra 7 258Vが大きく上回った。CPUとGPUの両方を使うPhotoshopメインのImage Retouchingが特に強い。GPUの強化も効いていると見られる。
人気ゲームを遊べる性能! ドライバ更新でより強化

ここからはゲーミング性能を見ていこう。ポイントは、GPUのドライバを原稿執筆時点では最新だった「32.0.101.6045」を使っていること。前編は、レビュー用に配布された「32.0.101.5730」を使用した。前世代との比較に加えて、前編もチェックするとドライバ更新による効果も見えてくる。Arcのドライバは比較的頻繁に更新されており、まだまだ向上しそうな気配があるのも面白いところだ。

まずは、定番3Dベンチマークの「3DMark」から。DirectX 11ベースのFire StrikeとDirectX 12ベースのSteel Nomad Lightを実行した。

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