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投資信託はいくらから始められるの? 投資金額を決めるポイント、注意点も解説

マイナビニュース / 2024年11月19日 10時0分

では、投資信託を持っている人は、どのくらいの金額を保有しているのでしょうか。日本証券業協会の「個人投資家の証券投資に関する意識調査(調査結果概要) 」(2024年10月16日)によると、投資信託保有額(個人・時価)は50万円未満が24.2%、50~100万円未満が14.0%、100~300万円未満が22.2%、300~500万円未満が12.3%、500~1000万円未満が10.6%、1000万円以上が16.7%です。

投資信託保有額は300万円未満が約6割(60.4%)を占めており、推計の平均保有額は398万円となっています。

たとえば、今から10年後まで毎月投資信託を積み立て、平均保有額の398万円を手に入れたいとします。シミュレーションツールを使って計算したところ、その場合の毎月の積立額は約2万8000円になりました(年利3%、税金や手数料は考慮しない、金融庁「つみたてシミュレーター」)。

ただし、毎月2万8000円を積み立てるのは難しい人もいるかもしれません。その場合、運用期間を長くしてみると、毎月の負担を減らすことができます。たとえば、15年かけて積み立てた場合、毎月の積立額は約1万8000円と1万円少なくて済みます。

なお、これらの金額はあくまでも投資信託の平均保有額から計算した参考金額です。ぜひ、ご自身のケースに当てはめて投資金額を決めましょう。
■投資金額を決める時のポイントと注意点

ここまで、投資信託に投資できる最小の金額や、投資信託の平均保有額などをご紹介しました。最後に、「では、自分はいくら投資するか」を決める際のポイントと、実際に投資信託を始める時の注意点について解説します。
1.まずは投資する目的を考える

投資信託をいくらから始めるかは、当然人それぞれです。それは、投資する目的やそれに必要な金額が一人ひとり違うからです。まずは、自分が投資する「目的」と、いつまでにいくら必要なのかという「目標額」を明確にしてみましょう。

目標額とお金が必要な時期が定まれば、金融庁や各金融機関のシミュレーションツールなどを使い、今から毎月いくら積み立てていけばいいのか計算できます。たとえば、「18年後に子どもの大学進学資金として500万円用意したい」「20年後のリタイアまでにあと2000万円貯めたい」のように、お金を準備する目的と金額、時期を思い描き、そこから月々の積立額を逆算していくのです。

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