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投資信託はいくらから始められるの? 投資金額を決めるポイント、注意点も解説

マイナビニュース / 2024年11月19日 10時0分

具体的に思いつかない場合は、「老後に困らないようにしたい」といった希望だけでも構いません。まずは、自分は何のために投資を始めるのか考えてみることが大切です。
2.無理のない投資金額を把握する

1では、目標額から月々の積立額を逆算する方法をご紹介しましたが、その結果、今の生活が圧迫されるような金額を無理して積み立てることはおすすめできません。また、積立投資はリスクを抑える効果が期待できますが、それでも投資信託は元本割れすることがあります。

そのため、生活費や、すでに将来のために貯金しているお金ではなく、「当面、使う予定のないお金」を投資に回すようにしましょう。また、いざという時のために全く貯金をしていない人は、投資を始める前に「生活費の半年分程度」の金額を目標に貯金をしましょう。

自分が無理をしないで投資できる金額を把握するには、まずは家計状況の確認や”お金の色分け”をすることが大切です。
3.投資信託の手数料や税金を理解する

投資を始める際は、投資信託の手数料や税金など、資金や利益から引かれる金額があることも理解しておきましょう。投資信託には、購入時、保有中、売却時にそれぞれ手数料がかかります。たとえば、積立投資をする場合、「購入時手数料」は毎月発生します。ただし、投資信託の中には購入時手数料のかからない「ノーロード商品」もありますので、うまく活用したいところです。

投資信託を保有している間に継続して発生する手数料は、「運用管理費用」と言い、各金融機関や商品によって割合が異なります。そして、保有している投資信託を売却して換金する時にかかる手数料は、「信託財産留保額」と言います。

特に、運用管理費用は投資信託の保有中、ずっとかかり続ける手数料ですので、どのくらいの割合が引かれるのか必ず確認しましょう。

また、投資信託で得た利益には所定の税金がかかります。今年1月から新制度が始まったNISAなど、非課税制度の活用も検討してみましょう。
■投資信託は無理のない金額から始めよう

最近では、100円から積立投資できる金融機関が増えたこともあり、投資初心者が投資信託を始めるハードルは以前より低くなりました。ペットボトル1本程度の少額から気軽に始められるのは、嬉しいですね。まずは、自分が投資をする目的を明確にし、いくらなら無理なく投資できるのか把握しましょう。そのうえで、まずは100円や1000円から投資に慣れていき、徐々に金額を増やすのもおすすめの方法です。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら
(武藤貴子)



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