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テレビ屋の声 第92回 『あのちゃんねる』小山テリハ氏、番組を守り続けて異例の地上波復活 あのちゃんとの“物語”で受ける刺激とリスペクト

マイナビニュース / 2024年11月25日 6時0分

――『イワクラ吉住』の時は、刺激を受けながら一緒に仕事をしていた感じですか?

そうですね。リーダーシップがありながら、私の考えていることの根幹がブレないようにちゃんとアウトプットしてくれる歩み寄りもすごくある方なので、やりやすかったです。それと、再現VTRが撮れる強みとか、乃木坂46さんやSnow Manさんとの関係値もあって、それがうまく相乗効果として出てたかなと思います。

――この業界に入った経緯は、以前フジテレビの木月洋介さんの企画でテレビ東京の大森時生さんと対談してもらった時にも伺いましたが、友達が隣で書いていたテレビ朝日のエントリーシートの質問に「自分を○○芸人に例えると何芸人ですか?」という『アメトーーク!』に則ったお題が面白くて、ノリで申し込んだんですよね。

そんな感じで入った会社にもう9年もいるんで、結構びっくりしています。就活が苦手で早く就活から逃げたい一心で「テレビ朝日が受かったからもう終わりでいいや」って感じだったので、こんなに飽きずにやれているなんて想像もしなかったので、本当にありがたいですね。

――なぜここまで続けられたのでしょうか。

『アメトーーク!』が合ってたなと思います。毎週違うことをやるから飽きずに、どんどんいろんなことに詳しくなっていくんです。「BiSHドハマり芸人」で、ものすごく詳しいファンの方々とやり取りして、今も連絡を取ったりするし、毎回出会いがある。競馬について全然知らなかったけど「競馬大好き芸人」を担当して興味を持つこともありますし、逆に「HUNTER×HUNTER芸人」なんて、好きなものをプレゼンできる場が来たから頑張ろうと思えるんですよね。それに毎回違う芸人さんが出られるので、「この人も面白い」ってどんどん発見があって、気づいたら5年ぐらいあっという間に経っていました。

――『アメトーーク!』からキャリアがスタートして、これまでの中で特に印象に残る仕事は何でしょうか?

私はベースとしてずっと自分に自信がないんですけど、ひょんなことからテレビ局に入ったので、この仕事が合ってるのか分からないままやっていたんです。そんな中、入社して初期の頃に、『出川とWHYガール』という番組で出川(哲朗)さんとご一緒させてもらったのですが、出川さんが収録をすごく面白がってくれて、その後もいろんな人に会うたびに私のことを「この子イカれてるんだよ!(笑)」って紹介してくれたんです。ずっとテレビの第一線でやって来た人が、自分と仕事をして面白いと言ってくれたことで、「テレビで頑張ろう」とちょっと自信を持てた最初の機会でした。出川さんとの出会いは結構大きくて、それが今番組をやらせてもらってるホリケンさん(ネプチューン・堀内健)との縁にもつながってる気がします。

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