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テレビ屋の声 第92回 『あのちゃんねる』小山テリハ氏、番組を守り続けて異例の地上波復活 あのちゃんとの“物語”で受ける刺激とリスペクト

マイナビニュース / 2024年11月25日 6時0分

特に加地さんは、スタッフと演者さんの両方から信頼されていると思います。大げさかもしれないけど、自分のチームだけでなく、関わった人全員に信頼されているのを感じますね。自分のコンテンツだけでなく、テレ朝全体を、業界をもっと良くするためには、という広い視点でいろんな物事を考えていて、なおかつ『アメトーーク!』や『ロンハー』で次に何をやろうかと考えていて。それでずっと現場に立って、いまだにオフライン(編集)もして、そんな忙しさの中でも私の番組を見て毎回アドバイスをしてくれる面倒見の良さも含め、改めてすごい人だなと思います。超人です。

―― 一体いつ寝てるんだ!?みたいな感じでしょうか。

でも、オン・オフはしっかりしてるんです。みんなが休みを取りやすくなるように、加地さんが最初に「ここ休むから」って明示してくれるので、そういうところもすごいなと思います。

●『イワクラ吉住』終了は「わが子を亡くした」くらいのショック
――この秋は、『イワクラ吉住』が終了して『あのちゃんねる』が地上波復活するというご自身にとって大きな節目だったかと思います。『イワクラ吉住』は思い入れのある番組だと思いますし、先ほどお話しいただいた冨樫先生の奇跡もありましたし、終了というのはどのように受け止められたのでしょうか。

『バラバラ大作戦』とか『スーパーバラバラ大作戦』って本当に競争がすごくて、半年ごとにちゃんと全部の番組がふるいにかけられるんです。そんな中で、深夜にあのトーンでやってた番組が2年半もやれたことは、まず本当にありがたいなと思います。ただ、時間帯が上がるとより戦いが激化して、そこで戦うために別のことが求められて、やらなきゃいけないことがいっぱいあって、ファンの人たちに申し訳なかったなと思うと同時に、難しいなってすごく思いました。番組を終わらせないための戦いって本当に体力を使うんだなと。

私にとって、自分が立ち上げたレギュラー番組が終わるという経験が初めてだったので、こんな気持ちになるんだ…とも思いました。自分で産んだわが子を亡くしてしまったくらいのしんどさがあって、何か月も飲み込めなくて。そういう諦めが悪い部分があるので、テレ朝でやってるポッドキャストで復活できないかなとか、どこかやれるところがないか勝手に探してます(笑)

――その一方で、『あのちゃんねる』は『バラバラ大作戦』1期生としてスタートし、その後CS、YouTubeと場所を変えて続けながら、今回地上波レギュラー復活という極めて異例の再出発となりました。まず、あのちゃんとはどのように出会ったのですか?

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