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五郎丸歩、柔道の魅力を語る「やはり勝ち上がっていくあの個の強さ」

マイナビニュース / 2024年12月2日 6時0分

――個人で負けて団体で復活するっていう、そこのメンタルの難しさみたいなこと、アスリートとして感じる部分はありますか?

我々は団体スポーツなので、周りに声を掛けてくれたりとかする。同じようにピッチに立っている選手とかいますけど、畳の上で一人ですからね。その状態から復活して、また勝利をあげるっていうのは、本当にすごく素晴らしいなと思いますね。

――阿部詩選手が負けた日に、お兄さま(阿部一二三選手)が金メダルを獲って、そこのすごいなって思う部分はありますか?

そうですね、男だなと思いますね。

――ラグビーのお話を伺いたいのですが、2015年のW杯で何か変わりましたか?

ラグビーが何かという説明をしなくてよくなりました。2015年のワールドカップ前は「ラグビーって何?」みたいな方が結構多かったです。その説明をしなくて大丈夫というのは非常にいいですね。ありがたいです。

――2015年のW杯を迎える前の日本代表の空気感はやっぱり違かったのですか?

これで勝てないと、多分もう一生日本代表は勝てないなっていうぐらい我々は準備してきましたし、自信はありましたね。はい。

――チームが変わるきっかけはどういったところだったのですか?

イングランドに渡ってから、本当に空気がガラッと変わりました。僕がすごく印象的なのは、ワールドカップに入る前のジョージアとのテストマッチ。2012年にもジョージアとはやっていて、その時スクラムが崩壊したんですよ。2015年のワールドカップに向けて、FWのメンバーがかなり努力してやってきたのを見てきていてどうかと思ったら、ピタッっとスクラムが止まったんです。その瞬間に、ああ、なんかワールドカップいけるなっていうのを感じましたね。

――テストマッチの部分で感じられて、初戦南アフリカ戦を迎えて、どこで手応えを?

本当に普段通りというか、練習通りのことがみんなできていました。初めて南アフリカと体を当てた時、もちろん痛いのですけど、自分たちがイメージしていた南アフリカより痛くないみたいな、そんな感覚でしたね。

――それも4年間エディーさんとの練習の積み重ねみたいなものが自信になったということですか?

そうですね。チーム全体としての底上げをしていく中で、一人一人の体っていうのも全部変えました。本当に世界で戦えるレベルのフィジカルを作った上で、技術というものが乗っかって、成熟したチームだったのじゃないかなと思います。

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