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五郎丸歩、柔道の魅力を語る「やはり勝ち上がっていくあの個の強さ」

マイナビニュース / 2024年12月2日 6時0分

――感動するものなんですか?

こみ上げてくるものがありますね。覚悟が決まるというか。

――それこそ外国人の選手も国歌練習されたりして、そこのチームの一体感みたいなものがすごく良かったんですか?雰囲気とか。

行く前は結構バラバラでした。本当に行っていきなりギューって、まとまった感じですね。それまでは結構喧嘩したし、色々なんかベクトルが違う方向を向いていたんですけど、イングランド行ってからラスト1週ぐらいで急にギューってなりましたね。

――何がきっかけだったんですか?

いやまあ覚悟が決まったんでしょうね。全員の。我々君が代の練習とかってするんですけど、それは外国籍の方がいたりとかするからなんですけど、でも振り返ってみたら唯一そこが一つになれる言語だし、時間なんですよね。英語しかしゃべれない外国人の選手たちもいるし、日本語しか喋れない人もいて、みたいな。唯一、言語を一つになって気持ちが一つになれる瞬間だったので、あの国歌斉唱の時間というのは、日本の代表にとっては非常に特別な時間ではありましたね。

――最初、五郎丸さん自身がルーティンを始めたきっかけは?

僕が一番初めに始めたのは2004年に大学入学した当時ですね。大学に入学した年が、2003年オーストラリア大会が終わった翌年だったんですよ。オーストラリア大会で優勝したのはイングランドだったんですけど、その時のジョニー・ウィルキンソンというキッカーが、なんと大学1年生の時に大学に教えに来てくれたんですよ。スポーツメーカーのプロモーション活動の一環として。その時にやっぱり世界一のキッカーに教えてもらって真似しないわけないじゃないですか。それが最初のきっかけですかね。

――そこからルーティンと変わっていくタイミングで、何かきっかけになって、それこそ荒木さんの言葉なら、ご自身の中の何かきっかけがあったのか。

うーん、まあ、安定させていかなくちゃいけないなとは思っていてですね。ワールドカップの成功率というのも、85出しなさいっていうのはずっと言われていましたから、何かこの感覚的なものをなくしていかなくちゃいけないなと思っていた時に、荒木さんに来ていただいて、その感覚というものを文字に起こして自分のものにしていこうみたいなところからのスタートでしたね。

――具体的にはどのような?

自分の動作っていうのを4つぐらいに大きく4つぐらいに分けてですね、毎日採点していくんです。キック練習した後に。採点することにあんまり意味はなくてですね。そういう手を動かして確認作業をすることによって、自分の感覚というものを採点しなくても自然とできるまでに持っていくっていう感じですね。

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