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「PlayStation Partner Awards 2024」発表! グランドアワードの『エルデンリング』、現状「2」は考えていない

マイナビニュース / 2024年12月4日 8時30分

宮崎氏:“冒険感”を出すためのボリューム、未知の部分をしっかり用意したことではないでしょうか。一方で、反省すべき部分もあったので、それは真摯に受け止めたいと思います。

――『エルデンリング』の今後の展開について教えてください。

宮崎氏:現時点で『エルデンリング』の「2」は考えていません。ただ、これはIPの今後の展開を否定するものではありません。フロム・ソフトウェアとしては、いつも通り複数のプロジェクトを走らせているので、そのなかにはいろいろなバリエーションがあります。ぜひご期待いただければと思います。

――ゲームへの期待など、日々プレッシャーも大きいと思うのですが、宮崎さんにとってのリラックス方法があれば教えてください。

宮崎氏:人並みに、家族と過ごしたり、アナログゲームを遊んだり、美味しいものを食べたりしますが、もともとプレッシャーを感じるほうではないので、「リフレッシュしなきゃ」という強い意識にとらわれることはあまりありません。

ユーザーさまにご期待いただく状況は、そもそも貴重で得がたいもの。ですので、プレッシャーよりも「ありがたい」という思いのほうが強いですね。

――DLCのボリュームは開発スタート時点から想定されたものだったのでしょうか。

宮崎氏:はい。開発スタート時点で、『エルデンリング』らしい“冒険感”のためにはこれくらい必要だろうと、期間やコストを計画しました。

――海外からの人気も高いですが、海外ファンならではの捉え方でおもしろかったものがあれば教えてください。

宮崎氏:ユーザーさんの反応について国内なのか海外なのかを気にすることはほとんどありません。どの国の方であれ、ゲームを楽しむ点においては、「みんな変わらないんだな」と感じています。そのことがうれしいですし、勇気づけられることが多いです。僕もそうですし、ゲーマーという人種なんだなと、安心感を覚えます。

――本編のマスターアップからDLCのリリースまで、開発メンバーのモチベーションになっていたことがあれば教えてください。

宮崎氏:開発メンバー個々にモチベーションを聞いているわけではありませんので、あくまで推測ですが、DLCについては本編のゲームを遊んでくださったユーザーさんの反応をベースに、そこに感謝する気持ちで作ることが大きいと思います。

――次回作のジャンルは決まっていますか?

宮崎氏:ええと、答えられません(笑)。先程もお伝えした通り、社内では複数のプロジェクトが走っており、ジャンルも多彩です。なかには私がディレクションするタイトルもあれば、ほかのメンバーがディレクションするものもあります。新しいフロム・ソフトウェアの側面をお見せできるのではないでしょうか。

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