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まちのマンホールを撮影して脱炭素! アビスパ福岡・ギラヴァンツ北九州・NTT西日本が手がける「Catch The Manhole」とは

マイナビニュース / 2024年12月13日 11時0分

実際、10月10日にスタートしてからおよそ1カ月の反応について、「当初の期待値を大きく上回っています」と評価。「年末までの活動期間で、3,000件くらいの投稿があれば良いと思っていたのですが、1カ月も経たずに、その10倍を超える40,000件くらいの投稿が寄せられていて、皆さんがこの企画を楽しんでいただけていることがわかった」と笑顔を見せ、現在、アビスパ福岡がJ1、ギラヴァンツ北九州がJ3ということもあり、「普段、チーム自体の直接対決がなかなか実現しない両チームが、サッカーとは別の要素でダービー的に対戦できる。この構図がファン・サポーターの方に刺さって、すごい起爆剤になったのではないか」と分析する。

話を伺った時点ではアビスパ福岡が優勢だったが、企画のスタート時点から接戦を繰り広げており、まさに日替わりで順位が変わるデッドヒートを展開。「本当に上手い具合に競い合っていて、お互い負けたくないという心理が絶妙に作用しているのでは」とアビスパの佐川氏は戦線を見守り、ギラヴァンツの永由氏も、「課題であったアプリのダウンロード数が増えたのも、この対決構造が良かったのだと思います」と高く評価する。

スタートしてまだ1カ月だが、一定の成功を収めているのは、NTT西日本のサポートが大きく貢献しているというアビスパの佐川氏。「アビスパだけでは絶対に出来なかったと思います。今までのスポーツ界におけるスポンサーシップは、協賛金をいただいて、クラブが権利をお渡しするという構図で、どちらかというと、コンテンツホルダーであるクラブ側が企画を考えて、それに乗ってもらうという文化でした」とこれまでのあり方を振り返りながら、「今回のように、企業側がクラブのアセットをフル活用する企画を考えて、自身の事業としても成り立たせるというモデルは、日本のスポーツ界においても珍しい事例。新しいロールモデルを作っていただいたという点でも非常に感謝している」と述べ、「先程も話しましたが、『アビスパのアセットを使い倒してください』という我々の想いをしっかりと体現していただいている」と感謝の意を表する。

今回の取り組みは、アビスパ福岡、ギラヴァンツ北九州、そしてNTT西日本 九州支店の三社を中心としているが、西部ガス、九州電力送配電といったインフラ企業も協賛に加わり、福岡市、北九州市など自治体も後援として関わっていることについて、ギラヴァンツの永由氏は、「ギラヴァンツだけでは普段関わることのない企業と関わるきっかけを作っていただいた」と感謝。さらに、「アプリの内部調整もけっこう大変だったのですが、そのあたりをすべてお任せできたのも非常にありがたかった」と付け加える。

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