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まちのマンホールを撮影して脱炭素! アビスパ福岡・ギラヴァンツ北九州・NTT西日本が手がける「Catch The Manhole」とは

マイナビニュース / 2024年12月13日 11時0分

「今回、西部ガスさん、九州電力送配電さんにも快くご協力いただけたのは、福岡における環境貢献活動を、みんなでやっていくという想いに共感していただけたことが大きい」というNTT西日本の東氏は、「これをきっかけにさらに社会連携を広げていければ」と、今後のさらなる広がりを展望しつつ、「今後も引き続き、環境貢献に取り組んでいきたい」と力を入れ、「今回はこの2チームとやらせていただいて、ひとつのモデルが作れたと思うので、次年度以降も連携できる面白い取り組みを企画していきたい」とさらなる意欲をみせる。そのうえで、「今回はJリーグさんとの取り組みでしたが、さらに輪を広げて、それこそ野球であったり、そのほかのスポーツとのジャンルを超えた対決ができたら、さらに盛り上がるのではないか」と今後のさらなる発展に夢をはせる。

「Jリーグクラブは、社会を変える存在にならないといけない」というアビスパの佐川氏は、「社会課題の構造を変えていくためには、日々の行動を変えないといけない。そして、行動を変えるためには日々の意識を変えていかないといけない」という前提を挙げ、「サッカークラブが社会課題を構造ごと変えていくのはなかなかハードルが高いのですが、ファン・サポーター、スポンサー企業、自治体といったステークホルダーが多いのが我々の価値だと思っているので、最初に意識と行動を変えさせるアクションは起こすことができるはず」と自信を覗かせつつ、「社会課題の解決にはエンタメ要素も絶対に必要である」との見解を示し、「サッカークラブがあったからこそ、まちの文化や社会課題が変化する。その実現を目指していきたい」と今後の目標を挙げる。

また、「ブランドを作るということは、やり続ける姿勢を見せ続けること」という考えの下、「FUKUOKA TAKE ACTION!」で様々なテーマの社会課題に取り組んでいるのは、「アビスパが本気で福岡の町のために活動しているクラブだと住んでいる方に思っていただくため」であり、最終的には「すべてのアクションを集客に繋げていく」ことが目標であるという。「残念ながら、アビスパの観客動員はJ1の中でも最低クラス。観客動員を増やすためには、日本代表選手がいますとか、ユニフォームがもらえますとか、地元のアーティストが歌いに来ますみたいなコンテンツとしての面白さも重要ですが、その一方で、5年後、10年後にスタジアムに来ていただける層を開拓するためには、サッカー好き以外の方とのタッチポイントをいかに作り出せるか」が重要であるとし、「社会課題に対してのアクションを続けることで、サッカーにあまり興味のない方とのタッチポイントを作り、『こんなにまちのために頑張っているアビスパを応援してみよう』と思っていただくことに繋げていきたい」と、社会連携に本気で取り組む理由を説明した。

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