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CFD(差金決済取引)ってなに? 基本の仕組みからCFDにかかる税金・リスクまで解説

マイナビニュース / 2024年12月13日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

CFD(差金決済取引)を知っていますか? CFDは多様な資産に気軽に投資できる点が魅力的な金融商品ですが、初心者には耳慣れないワードかもしれません。

そこで、CFDの基本の仕組みからCFDにかかる税金まで、CFDが気になる人にもわかりやすく解説します。さらに、CFD取引の注意点やリスク管理の方法についてもお伝えしますので、CFD取引に興味を持った方は参考にしてみてください。

CFDとは? 基本の仕組み

CFDとは、「Contract for Difference(差金決済取引)」の略語で、金融商品の価格変動を利用して利益を得ることを目的とした取引の一種です。値動きの対象である現物の受け渡しは行わず、取引開始時と終了時の価格差によって生じた損益のみを受け渡す仕組みの取引です。

一般的な現物取引は、現物を購入するために対価を支払い、その後の値動きによって、買った価格と売った価格の差額が利益になったり損失になったりしますが、そのまま現物を保有し続けることもできます。

一方、CFDは、現物を保有せずに差額だけをやり取りする取引のため、将来、反対売買をし、決済することを前提としています。現物を保有しない取引であるため、売りから取引を始めることも可能です。価格が下落したタイミングで買い戻しをすれば利益が得られるため、下降相場でも利益を狙えます。

CFDは、現物を保有しない代わりに、取引開始時に担保として、取引金額に応じた証拠金を差し入れて取引を行うのが特徴です。これによってレバレッジをかけた取引も行えます。

「証拠金」「レバレッジ」と聞くと、「FX」を思い浮かべる人も多いでしょう。「FX」もCFD(差金決済取引)の一つです。FXは投資対象が世界の通貨であり、取引の仕組みは同じです。
CFDで投資できるもの

CFDは、個別株式や株価指数、商品、債券など、国内外の様々な銘柄に投資できます。

・株価指数CFD:日経平均株価、NYダウ平均株価、S&P500、ナスダック100など
・株式CFD:アップル、アマゾン、マイクロソフトなど
・商品CFD:金、銀、プラチナ、原油、大豆など
・バラエティCFD:米国VI、金ブル2倍ETF、米国リートETFなど
CFDでよく使われる基本用語を理解しよう

CFD取引でよく使われる用語を解説します。CFD取引に限らず、投資全般において使われる言葉でもあるので、ここでしっかり理解しておきましょう。
○1.コモディティ

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