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AQUOS R9 proレビュー - カメラ性能は申し分なし、パフォーマンスもハイレベル

マイナビニュース / 2024年12月18日 17時33分

画像提供:マイナビニュース

●ライカ監修、現行トップクラスのカメラ
シャープから、ハイエンドスマートフォン「AQUOS R9 pro」が登場しました。ドイツのライカカメラと協業して開発されたカメラを搭載した人気シリーズですが、日本でライカカメラを謳うライバルも増えた中、さらなる進化を遂げ、ユーザーの期待に応える製品に仕上がっています。

○ライカ監修、現行トップクラスのカメラ

「AQUOS R9 pro」は、「AQUOS」シリーズのスマートフォンのフラッグシップモデル、最上位の位置づけです。ハイスペックで様々な機能を搭載しており、ハイエンドにふさわしい端末となっています。

前モデルの「AQUOS R8 pro」に比べて、デザインは大きく変わりました。背面に大きな円形のカメラ部を配置しているのは変わらないのですが、従来がシングルカメラ(+測距カメラ)というデザインだったのに対して、本機では3つのカメラを搭載しており、カメラ周りが大型化しました。

まずはこのカメラ機能を見ていきましょう。前モデルは1型約4,720万画素CMOSセンサーと、焦点距離19mm(35mm判換算時)でF1.9のレンズを搭載していました。今回は、メインカメラとしてさらに大きな1/0.98型約5,030万画素CMOSセンサーを採用。レンズは焦点距離23mm(同) F1.8となりました。

さらに1/2.5型約5,030万画素CMOSセンサーで13mm F2.2レンズを採用した超広角カメラと、1/1.56型約5,030万画素CMOSセンサーで65mm F2.6レンズを採用した望遠カメラを搭載しています。

前モデルまではシングルカメラの中央部切り抜きなどで複数の画角に対応する形でしたが、今回は他社と同じように複数のカメラを搭載する方式になりました。3つのカメラの解像度はいずれも5,030万画素で、ピクセルビニングを活用している点も特徴です。

35mm判換算で65mm相当という焦点距離も面白いところ。一般的な3倍だと69mmになるのですが、わずかに短い焦点距離になっています。ライカだとElmar 65mm F3.5のようなレンズもありましたし、今だとライカのLマウントでシグマが65mm F2 DG DNレンズを出していて、個人的には見慣れた画角でもあります。

カメラのUI上は、ズームボタンが0.6x/1x/3xという表示ですが、ズームバーを表示すると35mm判換算の焦点距離も表示され、13mm/24mm/65mmと選択できます。本機と同じくライカと協業した「Xiaomi 14 Ultra」の場合は12mm/23mm/75mm/120mmの選択なので、また画角が異なります。「Xiaomi 14 Ultra」の方がバリエーションに富んだレンズで幅広いシーンに対応できますが、75mmは少々中途半端で、画角としては65mmが使いやすいと感じました。

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