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PCテクノロジートレンド 2025 - CPU編「Intel」と「AMD」

マイナビニュース / 2025年1月3日 10時0分

問題はDesktop向けである。当初はZen 6が比較的早い時期(2025年後半)に投入される、などという観測もあったのだが、最新の情報では2026年になるとされている。実際過去の投入時期を一覧にしてみると

Zen 2017年3月
Zen+ 2018年4月(13mo.)
Zen 2 2019年7月(15mo.)
Zen 3 2020年11月(14mo.)
Zen 4 2022年9月(22mo.)
Zen 5 2024年7月(22mo.)

といった具合であんまり規則性が無い。平均すると17.2か月、ほぼ1年半毎に更新といった感じで、これを当てはめるとZen 6 Ryzenは2026年1月か2月に登場という事になる。現状プロセスも不明であるが、Desktop及びServer向けのCCDはN3Eを使うのは間違いないところであり、問題はMonolithic系のMobile向けがN2に行くのか、N3Pあたりで留めておくのか判らないところだ。加えて言えば、N3とかN2だとそろそろMobile向けもChipletの方がコスト的に見合いそうな雰囲気になってきている。

そんな訳で現状Zen 6については余り情報が無いのだが

Zen 6はMorpheus、Zen 6cはMonarchというコード名。
CCDあたり16coreに拡充される。ただしCCXが16coreになるのか、それとも8core CCXで1つのCCDに2つのCCXになるのかは不明。
3nm及び2nmプロセスでの製造を予定
Zen 5世代と比較して10%のIPC向上

なんて話の他、IoDが3nmに移行するという話も伝わってきているが、正直これはかなり眉唾ものだと思っている(N5、あるいはN4Cあたりへの移行はあり得ない話ではないとは思うが)。

ではMobileは? というと、RDNA 4を搭載したStrix Pointの後継製品に関しては、これも当分見送りになる模様だ。ただし現在12coreのCPUを16coreに強化したStirx HaloがStrix Pointの上位製品として投入されるらしい。またGaming Mobile向けに現在はRyzen 8045シリーズ(Dragon Range)が提供されているが、この上位製品としてZen 5コアを利用したFire Rangeも投入されるらしい。Hawk PointことRyzen 8040シリーズは、引き続き2025年も提供され続ける模様だ。

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