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kintoneをもっと便利に! プラグイン・連携サービスの活用術 第3回 「krewSheet」のSheetモードに用意されている機能

マイナビニュース / 2025年2月5日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

kintoneのプラグイン「krewSheet」には、Excelと同じようにデータを扱える機能が数多く提供されている。そのすべてを紹介していくと膨大な文字量になってしまうので、今回は代表的な機能の例として、データの並べ替え/絞り込み(フィルター)、数式・関数の利用、条件付き書式、集計行の追加を紹介していこう。
Sheetモードに用意されているExcelライクな機能

前回は、プラグイン「krewSheet」の導入方法、ならびにデータの編集方法について解説した。こういった操作環境だけでも「データをExcelと同じように扱える」ということを実感できたはずだ。

このほかにも、krewSheetには「Excelと同等の機能」が数多く用意されている。今回はkrewSheetの「Sheetモード」で使える代表的な機能を紹介していこう。

データの並べ替えと絞り込み

まずは、一覧表示されているデータを並べ替えたり、データを絞り込んで表示したりする方法から解説する。krewSheetには「フィルター」が標準装備されているため、Excelと同じような感覚で「並べ替え」や「絞り込み」といった操作を行える。

ここでは「Tシャツの販売数」を記録したアプリを使って具体的な操作手順を紹介していこう。以下の図に示した例は、各商品を「デザイン」や「色」、「サイズ」で区分して、それぞれの店舗(本店/品川店/中野店/Web通販)における「販売数」を記録したアプリとなる。アプリにプラグイン「krewSheet」を追加してあるため、各データはExcelのようなイメージで表示されている。

このデータを並べ替えたいときは、各列にある「フィルター」ボタンをクリックして「昇順」または「降順」を選択すればよい。

例えば、「レコード番号」の列にある「フィルター」ボタンをクリックして「昇順」を選択すると、以下の図のようにデータを並べ替えることができる。

もちろん、フィルターを使って表示するデータを絞り込むことも可能だ。例えば、以下の図のようにフィルターを設定すると、色が「白」のデータだけを一覧表示できる。

この絞り込み機能は、データが「ラジオボタン」で入力されている列でも動作する。例えば、先ほどのデータ表にsizeが「M」という条件を追加すると、色が「白」でsizeが「M」のデータだけを一覧表示できる。

このように、Excelのフィルター機能と同じ操作手順で「並べ替え」や「絞り込み」を行えるようになっている。kintone本体にもデータの「並べ替え」や「絞り込み」といった機能は用意されているが、Excelに慣れている方なら「krewSheet」のフィルター機能のほうが「使い勝手がよい」と感じるだろう。この場合、あらためて操作手順を覚えなおす必要もない。
数式フィールドの追加と列の書式指定

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