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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第160回 タイトルを刷新して独自色が出た「全日本高校eスポーツ選手権」、全日/通信のブロック分け効果は?

マイナビニュース / 2025年1月9日 10時49分

『スト6』部門では、3人1組の星取戦で行います。先鋒、中堅で勝利したチームに10ポイント、大将戦で勝利したチームに20ポイント入ります。大将戦終了時に同点の場合、延長戦として再度、大将戦の組み合わせで対戦します。

プロリーグである「ストリートファイターリーグ: Pro-JP(SFL)」とルールが似ていますが、延長戦でオーダー組み直しではなく、大将戦での組み合わせで対戦することがプロリーグと違うところです。

優勝したのはeスポーツ高等学院シブヤeスタジアム「あしゅまるの伝説」。SFLに出場経験のあるプロゲーマーのオニキ選手が教員として働いている高校で、もちろん、「あしゅまる伝説」のコーチも務めています。

大将を務めるあしゅまる選手は、最高ランク「マスター」クラスでもトップ500以内に入らないともらえない特別称号「レジェンド」を持つJP使い。決勝戦は相性の良いザンギエフ相手ということもあり完勝で優勝を決めました。

公式タイトルとして新規登録されたばかりなうえ、若年層のプレイヤーが少なめと言われている『スト6』。同一高校で3人集める難易度の高さもありながら、高い実力者をそろえた決勝大会進出チームは、実力十分で見応えのある試合を展開していました。

『Fortnite』部門は、東西日本の全日制、通信制の4ブロックから10校が決勝大会へ進出し、1チーム2名、計40チーム80名によるバトルロイヤルを行います。

試合では、生き残りの順位による生存ポイントと、倒した相手の数の撃破ポイントを獲得。全5試合の合計ポイントで最終順位が確定します。優勝したのは、ルネサンス高校池袋キャンパス「ていらーしぇろん」でした。

『APEX』はバトルロイヤル系シューティングゲームです。『Fortnite』部門は2人1組の「デュオ」でしたが、『APEX』は3人1組の「トリオ」で行います。基本的なレギュレーションは『Fortnite』と同じで、5試合行い、生き残りの順位である生存ポイントと倒した相手の数の撃破ポイントの合計で順位が決まります。優勝は中央国際高校渋谷学習センター「おさかな天国」に決まりました。

ここまではオンラインでの対戦となりましたが、残る『LoL』と『VALORANT』は、Club eXにてオフライン有観客で行われました。

『LoL』部門は、東日本と西日本のそれぞれ全日制と通信制の4ブロックを勝ち抜いた4チームがベスト4として、Club eXに訪れます。準決勝はBO1(1勝勝ち抜け)で、決勝戦はBO3(2勝勝ち抜け)。準決勝は西日本勢同士、東日本勢同士の対決となり、どちらも通信制高校のN高校「N1」とルネサンス高校 横浜キャンパス「がってぃんてぃんEX」が勝ち上がりました。

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