1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

2025年の旅行はどうなる? 連休カレンダーと注目イベントは - JTBが旅行動向見通しを発表

マイナビニュース / 2025年1月14日 12時59分

2025年の国内旅行者数は3億500万人(対前年102.7%、対2019年104.7%)、1人あたり旅行費用は物価の高値傾向が継続すると予想されるため47,800円(対前年101.1%、対2019年125.5%)、国内総旅行消費額は14兆5,900億円(対前年103.8%、対2019年131.2%)と推計。

物価は引き続き上昇する一方で、雇用や給与に関しては次第に良化されていく見通し。暮らし向きもゆるやかな改善が期待され、旅行に対して追い風になることが考えられる。

前述のアンケート調査によると、2025年1月~12月の1年間で1泊以上の国内旅行を実施する意向を聞いたところ、「1回」が28.3%、「2回」が20.5%、「3回」が11.2%、「4回以上」は14.5%となった(図表8)。性年代別に見ると、国内旅行を実施する人の割合は「女性29歳以下(86.5%)」が最も高く、次いで「女性30代(81.2%)」、「男性30代(78.0%)」、「女性70代(75.9%)」となった。居住地域別にみると、国内旅行を実施する人の割合は「中国・四国地方(77.7%)」が最も高く、次いで「近畿地方(77.6%)」、「中部地方(75.6%)」となった(図表9)。

一方で、国内旅行に「一度も行かない」と答えた人は25.4%だった。その理由を聞いたところ、最も割合が高いのが「家計に余裕がないから(35.4%)」、次いで「旅行費用が高いから(23.4%)」、「旅行に興味がないから(14.6%)」となった。予算面の厳しさが引き続きみられる(図表10)。

国内旅行を実施すると答えた人に対し、旅行先を決めるきっかけになりそうなものを聞いたところ、「自然が楽しめる場所(国立公園や花畑など)」が31.4%と最も高く、またカテゴリー別ではテーマパークなどを含む「観光施設」が軒並み高い傾向となった(図表11)。また現時点で考えている旅行の行き先について聞いたところ、「中部(東海・甲信越・北陸)(33.8%)」が最も高く、次いで「九州(沖縄含む)(31.7%)」、「関東(31.3%)」となった。北海道と九州は居住地域と旅行先が同じ域内旅行が多い傾向が見られる一方で、関東地方や近畿地方などから北海道・九州・沖縄などの遠方を訪れる人も相応にみられる(図表12)。

○海外旅行の一人あたり費用は「33万4,100円」と推計

2025年の海外旅行者数は1,410万人(対前年108.5%、対2019年70.3%)、一人あたり旅行費用は引き続き円安や海外物価高などの影響を受け334,100円(対前年106.2%、対2019年140.9%)、海外総旅行消費額は4兆7,100億円(対前年115.2%、対2019年98.7%)と推計した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください