コンセント、ダークパターンに陥らないデザインの可能性を考える動画を公開

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コンセントは1月7日、同社公式YouTubeチャンネルにおいて、2024年12月に開催したCONCENT DESIGN SCHOOLのプログラム「ダークパターンの先へ ーデザインでつくるこれからの社会ー」のアーカイブ動画の無料配信を開始した。

公開された動画は、当初サービスデザインの視点と技術を生かして戦略策定から実行までを一貫して支援するデザイン会社である同社が運営する「CONCENT DESIGN SCHOOL」のプログラムのひとつとして公開されたもの。同社の長谷川敦士 代表取締役社長がスピーカーとして、ダークパターンの分類、ダークパターンが生まれる構造、ダークパターン的な問題が生じないようにするためにデザインが貢献できることといったトピックを議論・考察する内容となっている。

動画視聴は無料で、申し込み等も不要。動画の長さは57分11秒。

同社はこの動画の無料公開について、「デザイナーをはじめ、経営者、法務やマーケティングの担当者といった企業の方々、行政機関や教育機関の方々といった、今、そしてこれからの時代のビジネスや社会のより良いあり方を追求している方々と一緒に検討していきたいと考え」てYouTubeチャンネルでの公開を行ったとしている。

スピーカーの長谷川氏は、一般社団法人ダークパターン対策協会の理事、消費者庁の「デジタル時代におけるより良い消費生活を支える信頼の構築に係る 官民共創ラウンドテーブル」の構成員を務め、武蔵野美術大学 造形構想学部教授としても、サービスデザインの推進、デザイン倫理の研究、そしてデザインの民主化に取り組んでいる。
（大塚洋介）