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ispace、月探査データ解析で韓国ハンコム・インスペースと協業検討

マイナビニュース / 2025年1月10日 19時10分

画像提供:マイナビニュース

ispaceは、韓国テジョンに拠点を置く、地上局システム・衛星画像解析サービスを主事業とするHANCOM InSpace(ハンコム・インスペース)と、月探査データの解析に関する協業を検討する覚書を締結したと1月10日に発表。日韓の宇宙開発企業で、地球と月の間の空間(シスルナ)への経済圏構築を推進していく。

今回の合意に基づいて両社は、ispaceの月面データ収集能力と、ハンコム・インスペースのソフトウェア技術を組み合わせたシナジーの可能性を模索。特にハンコム・インスペースが持つ、デジタルツインとデータ融合技術を活用することで、「正確な月面解析および可視化を実現させ、新たな月資源利用の可能性を広げることでシスルナ・エコシステムの構築への寄与をめざす」としている。

ハンコム・インスペースは、韓国初の月面探査機「タヌリ(KPLO)」の地上局運用ソフトウェア開発・画像処理の成功事例を通じて、月面探査分野における技術力を立証。インステーションプラットフォームで、各種衛星画像データをリアルタイムで融合・分析する技術力を保有している。将来的には、ハンコム・インスペースの月周回衛星をispaceのランダー(月着陸船)に搭載して打ち上げ、搭載したカメラで、月周回および月面でのデータ収集と分析を行うことも検討する。

今回の合意を受け、テジョン市からも月探査とそれによるデータ収集技術の協業を基盤に、日韓の民間企業のグローバルな関係構築に向けた支援の意向も得られたとのこと。
(庄司亮一)

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