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Lunar LakeとMeteor Lake全面対決! 新旧Core Ultraの実力を同じボディのノートPCで徹底比較する

マイナビニュース / 2025年1月16日 16時47分

画像提供:マイナビニュース

2024年9月に発売がスタートしたLunar LakeことIntelの最新モバイル向けSoC「Core Ultra 200Vシリーズ」。CPU、GPU、NPUとも前世代のMeteor Lakeこと初代Core Ultraよりも強化され、ゲームにもAIにも強いと汎用力を増しているのが大きな強みだ。その一方でMeteor Lake世代のノートPCは価格が下がってお買い得感が高まっている。ここでは、Lunar LakeとMeteor Lakeの性能、消費電力、発熱の差をチェックしていく。ノートPC選びの参考になるはずだ。

○Lunar LakeとMeteor Lakeの特徴をおさらい

まずは、Lunar LakeとMeteor Lakeの特徴についておさらいしておこう。Lunar LakeはCore Ultraシリーズ2やCore Ultra 200Vシリーズとも呼ばれ、性能重視のPコア(Lion Cove)×4と効率重視のEコア(Skymont)×4という構成のCPU(シリーズすべて共通)、Microsoft「Copilot+ PC」の要件を満たす最大48TOPSのNPU、最新のXe2アーキテクチャを採用するGPUを組み合わせたSoCだ。SoCにメインメモリも統合することでメモリの高速化も実現しているが、後から追加できないのはデメリットと言える。

今回取り上げる「Core Ultra 7 258V」は、LPDDR5X-8533の高速メモリを32GB搭載。GPUにはXe2コアを8基搭載するArc 140Vを採用している。TDP 17Wと低消費電力ながら、多くのゲームをプレイできる性能を持っているのは大きな強みだ。

前世代のMeteor LakeはCore Ultraシリーズ1とも呼ばれ、Pコア(Redwood Cove)、Eコア(Crestmont)、さらに省電力のLP Eコアで構成されるCPU、最大11TOPSのNPU、XeアーキテクチャのGPUを組み合わせたSoC。ハイエンド向けのHシリーズ、省電力向けのUシリーズがあり、Lunar Lakeとは異なりメモリは統合されていない。

今回取り上げる「Core Ultra 7 155U」は、LPDDR5X-7467またはDDR5-5600に対応。Pコア2基、Eコア8基、LP Eコア2基で合計12コア14スレッドでコア数だけを見ればCore Ultra 7 258Vを上回る。TDP 15Wと省電力だ。内蔵GPUはXeコアを4基搭載するIntel Graphicsが採用されている。

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