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受賞選定がタイトル人気に依存? 「eスポーツアワード」第2回で改善された点と残る課題

マイナビニュース / 2025年1月19日 13時5分

マイナータイトルだからといって、めざましい成績を残した選手やチームが受賞できない状況は、もともとeスポーツ自体がマイナーな存在だったことを考えると、自己否定にすらなりかねません。

逆にマイナーだからこそ、スポットを当てて、より多くの人に知ってもらい、eスポーツ業界全体をさらに活性化させられるのではないでしょうか。タクティカルシューティングであれば『VALORANT』以外に『Rainbow 6 Siege』や『Counter-Strike2』などの選手が、対戦格闘ゲームであれば『スト6』や『鉄拳8』『スマブラ』以外に、『グランブルーファンタジーヴァーサス』や『ギルティギア ストライヴ』『メルティブラッド』の選手が注目できるような賞になることを願います。

個人的には海外の大会も評価するという現状の基準に則った場合、EVOの『ストリートファイターIII 3rd Strike』で優勝したMOV選手と『アンダーナイトインヴァース2』で優勝したせなる選手も十分な実績だったのではないかと思います。

と、まあ、思うところはありますが、第2回にして大きく飛躍し、クオリティが格段にアップしたイベントになったのは間違いありません。第3回日本eスポーツアワードに期待できる内容でした。

著者 : 岡安学 おかやすまなぶ eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。@digiyas この著者の記事一覧はこちら
(岡安学)



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