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日本代表チームが有観客ステージで戦いを披露! 「Predator League 2025」マレーシア現地レポート

マイナビニュース / 2025年1月20日 10時32分

チケット代は、最も安いスタンド席が99リンギット(約3,500円)、アリーナ席が199リンギット(約7,000円)、豪華特典付きソファ席が2日通し券で599リンギット(約2万円)。マレーシアの平均月収は日本のおよそ3分の1と言われているため、それを踏まえれば、やや高めの価格設定に感じられます。

それでも、チケットはソールドアウトしていて、企業ブースエリアはずっと大盛況だったので、イベントとしては成功しているのかもしれません。企業が主催するサードパーティ大会として、さまざまな事情や背景があるとは思いますが、eスポーツ大会として見れば疑問が残ります。

なにより、ステージに最も近いエリアは販売されておらず、主催であるAcerの偉い人たちが座るVIP席になっていて、試合中そこに座っている人はほとんどいませんでした。Acer Japanとしてはこれに抗議したそうですが、変わらなかったとのこと。eスポーツ大会としての在り方は、来年以降どうか良い方向に変化してほしいと強く願っています。

ただ、もちろんそうした状況のなかでも、熱い声援を送るファンがいました。『VALORANT』では、フィリピン国旗を持ったファンが多くいて、「ZOL Esports」に大きな声援を送っていました。『Dota 2』では、地元マレーシアチーム「Myth Avenue Gaming」の活躍に、ファンはもちろんのこと、配信スタッフなども一緒になって大盛り上がりしていました。

そして、「CGZ」を応援する現地ファンの女性にも出会いました。手書きの応援ボードに驚いて声をかけたところ、彼女はマレーシア在住で、「CGZ」のなかでも特にbazz選手を応援しているのだと教えてくれました。彼女は日本チームにくわしく、今は「DetonatioN FocusMe」も応援していて、なかでもMeiy選手とArt選手(彼女はArt選手のことを“いばにん”と呼んでいました)が好きなのだそうです。

その後、彼女が私にXでメッセージをくれたことをきっかけに、タイミングを見計らって、「CGZ」の選手たちにサインと写真をお願いしました。彼女はこれをとても喜んでくれて、後日サインを大学に持っていって友人たちに自慢し、今は寮の部屋に貼っているそうです。まさかマレーシアで日本チームを応援する現地ファンに会えるとは思っておらず、本当に感動的で心温まる出会いでした。

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