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広がるサイボウズ Office×kintoneの併用、どうやって使い分ける? ユーザー会レポート

マイナビニュース / 2025年1月31日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

サイボウズはこのほど、同社が提供するグループウェア「サイボウズ Office」とノーコード開発ツール「kintone」を併用する企業同士で情報共有を行うユーザー会をオンラインで開催した。

増える「サイボウズ Office」と「kintone」の併用企業

サイボウズ Officeは「誰でもかんたんに使える」にこだわって開発された中小企業向けグループウェアだ。スケジュールや掲示板、メッセージなど、社内の情報共有を円滑にする機能がそろっている。1997年の発売以降、日本人の働き方に合ったグループウェアの開発を20年以上続けており、2024年11月時点の累計導入社数は8万社を突破している。

一方のkintoneは、ノーコードで業務アプリが開発できるクラウドサービス。難解なプログラミング言語を覚えなくても直感的にアプリを作ることができるのが最大の特徴だ。2024年11月時点の導入企業数は3万7000社を超え、この1年間で5500社ほど増えた。東証プライム企業の3社に1社が導入しており、毎月650社が新たに導入している状況だ。

サイボウズ Officeの操作に慣れ、社内にデジタルコミュニケーションが浸透してきたとき、次のステップを考える企業が、kintoneとの併用にチャレンジするケースが増えてきている。

サイボウズによると、両サービスを併せて利用する企業は、2024年11月末時点で2700社を超えているという。こうしたユーザー企業のニーズに応えるため、同社はサイボウズ Officeとkintoneの連携を進めている。2025年1月14日には、サイボウズ Officeのスケジュールとkintoneのレコードを関連付ける新機能を発表した。スケジュールからkintoneアプリを表示する機能と、kintoneアプリからスケジュールを登録する機能が追加された。

今回のユーザー会に集った企業も、それぞれの業務内容に合わせてサイボウズ Officeとkintoneを使い分けている。では一体、どのようにして使い分けているのだろうか。そして、併用する上でのポイントとは。ユーザーのリアルな声とともに活用事例の一部を紹介しよう。

サイボウズ Officeは“白ごはん”のような存在:調味料製造販売のトキワ

「べんりで酢」「なんでもごたれ」といった調味料を製造販売するトキワもサイボウズ Officeとkintoneを併用する企業の一社だ。

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