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広がるサイボウズ Office×kintoneの併用、どうやって使い分ける? ユーザー会レポート

マイナビニュース / 2025年1月31日 7時0分

水谷さんは「サイボウズ Officeのメッセージや掲示板では、コメント機能でチャット感覚で意見交換できるのが気に入っています。最近は、リアルな会議は開かずにコメントのやりとりで済ますことも多くなってきました」と説明する。

新たな試みとして、会議資料を共有する掲示板カテゴリを作ったという。「メッセージのやりとりだと閉鎖的な感じになってしまうため、オープンな場で意見交換してもらうようなスペースを模索中です」(水谷さん)

サイボウズ Officeのカスタムアプリも積極的に活用。案件管理システムをカスタムアプリで構築し、ステータス管理でタスクの進捗状況の見える化が実現できているという。

一方のkintoneは、コラボフローの申請データを蓄積しデータ活用するためのデーターロガ的なツールとして2023年から導入。Webフォームを作成できる連携ツール「FormBridge(フォームブリッジ)」による外部からの申請データの処理を行う目的でも活用している。

トキワと同様、kintoneを活用することでペーパーレス化を実現し、業務効率も向上させている。kintoneとコラボフローの連携により、休暇や時間外勤務申請などの勤怠管理の電子決裁化・集計作業の効率化を実現。「それまでは月初めに紙の申請書を人力で集計していました。最初はサイボウズ Officeのカスタムアプリでシステムを構築していたのですが、職員の給与に関する業務なので、より厳密な証跡管理が行えるkintoneとコラボフローでシステムを構築しました」(水谷さん)

また、将来的には、サイボウズ Officeのカスタムアプリはkintoneに移行していく予定だという。現在は職員の約半数しかkintoneのアカウントを持っていないが、今後全職員にまで拡大させ、DX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに推進していく考えだ。

「カスタムアプリの使い勝手の良さを残しつつ、kintoneに移行できるかが今後の課題です。コミュニケーションの基盤としてはサイボウズ Officeのほうが使いやすいので、両サービスの併用を続けていくつもりです」(水谷さん)
(早川竜太)



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