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『べらぼう』綾瀬はるかの不穏なセリフに視聴者最注目 第3話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2025年1月26日 6時0分

そして、絵を担当した北尾重政は、江戸時代中期に活躍した浮世絵師。独自の技法で描かれた美人画は、当時の庶民から絶大な人気を集め、浮世絵界に大きな影響を与えた。

●3回で親の遺産を使い果たした長谷川平蔵
第3話「千客万来『一目千本』」では、1774(安永3)年の様子が描かれた。

平賀源内の執筆した序文と、吉原を知り尽くした蔦重が再編した情報がまとめられた『吉原細見』は、身内には上々の評判だったが、吉原に新たな客を招くには至らなかった。浄念河岸の女郎たちが追いつめられる中、蔦重は次の手を考えだす。また、幕府では田沼意次(渡辺謙)の暗躍で田安賢丸が、陸奥・白河松平家へ養子に出されようとしている。

注目度トップ3以外の見どころとしては、結果的に粋の極みとなった長谷川平蔵宣似が挙げられる。SNSでは、「長谷川平蔵が、キャバクラにハマるおバカなボンボンそのものだな」「平蔵くん、もう親の遺産くいつぶしたの!? 思った以上に早かったわ」「もう、長谷川平蔵が出てくれるだけでほのぼのする」と、人気を集めている。また、あまりにもカモられている姿に、「カモ平」とまで呼ばれ、愛されキャラとしての地位を確立している。登場してわずか3回で親の遺産を使い果たした平蔵だが、仕事面では順調に出世し、将軍の親衛隊にあたる西丸書院番の番士に任じられている。

また、米米CLUB・ジェームス小野田の出演も見どころのひとつだった。小野田さんは自身のX(Twitter)アカウントで、再登場をほのめかせるコメントもポストしているので、またの出番が楽しみだ。そして、今回『一目千本』の制作現場に登場した彫師と摺師だが、浮世絵復刻版などを手がける「株式会社アダチ版画研究所」に所属する本物の職人だそうだ。放映後から同社のXは大いにバズっており、放送中から通知が鳴りやまなかったそうだ。

きょう26日に放送される第4話「『雛形若菜』の甘い罠」では、蔦重が女郎の錦絵を手がけることになる。また、幕府では田沼意次と田安賢丸の対立がいよいよ表面化していく。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
(REVISIO)



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