1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

「NVIDIA GeForce RTX 5080」レビュー! 素の性能でもRTX 4080 SUPERを若干凌駕、DLSS 4でRTX 4090すら圧倒

マイナビニュース / 2025年1月29日 23時0分

画像提供:マイナビニュース

2025年1月30日、ついに発売がスタートするNVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 5090」と「GeForce RTX 5080」。今回は「GeForce RTX 5080 Founders Edition」を試用する機会を得たので、RTX 5090/4090/4080 SUPERを比較対象に加えて実力をチェックしていく。DLSS 4でRTX 4090をどこまで上回るのか注目だ。

GeForce RTX 5080は、AI性能を強化したBlackwellアーキテクチャを採用する「GeForce RTX 50シリーズ」の上位モデル。最上位のRTX 5090に対して、CUDAコア数は約半分と前世代のRTX 4080 SUPERに近い。その一方で、カード電力は575Wから360Wに110W以上も減り、要件となる電源ユニットも1,000Wから850Wとなって、かなり扱いやすくなった。価格も約半分になり、ハイエンド志向のゲーマーにとっては性能が気になるところだろう。前世代とのスペック比較は下にまとめた。

Blackwellアーキテクチャについては、すでに掲載済みの『DLSS 4のマルチフレーム生成の威力を見よ! ゲームとAIが融合する「NVIDIA GeForce RTX 5090」レビュー』に詳しいが、ゲーマーにとっての大本命はやはり「DLSS 4」だろう。DLSS 3のフレーム生成(Frame Generation)ではフレームとフレームの間に1フレームをAIによって生成する技術だったが、DLSS 4ではマルチフレーム生成(Multi Frame Generation)によって最大3フレームの生成を可能にした。

これによって、NVIDIAは下位モデルのGeForce RTX 5070でRTX 4090と同等のフレームレートを実現できるとしている(RTX 40シリーズはDLSS 4非対応)。それだけに、GeForce RTX 5080でどこまでフレームレートを出せるのかが一番気になるところだ。

このほか、よりマウスやキーボードの入力から画面への反映ラグを軽減する「NVIDIA Reflex 2」への対応、GeForce RTX 5090は第9世代のNVENCを3基も備えており、それを同時に使うことで高速な動画エンコードが可能。メモリにGDDR7を採用することでGDDR6と比べて2倍のデータレートを半分の電力で実現するなど、前世代から多くの改良が加わっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください