『べらぼう』唐丸(渡邉斗翔)の脅威の模写スキルに視聴者最注目 第4話画面注視データを分析
マイナビニュース / 2025年2月2日 6時0分
東洲斎写楽や喜多川歌麿、葛飾北斎といったのちのビッグネームの誰かではないかと言われているが、どうなのだろうか(※実は『べらぼう』関連書籍では、すでに正体が明らかにされている)。また、下絵が猫の倒した花瓶で濡れたのに、猫も次郎兵衛も責めなかった蔦重も素晴らしかった。あのアンガーマネジメントは見習いたい。
墨摺は墨一色で摺られて作成された絵で、錦絵は複数の版木を使い分けて、様々な色を重ねて刷ることで、非常に豊かな色彩を実現した多色刷りの絵。墨摺は、1670(寛文10)年ごろ、菱川師宣らが絵入本の単なる挿絵でしかなかった浮世絵版画から、独立した墨摺絵を制作したのが最初と言われている。墨の濃淡や線の陰影と紙の織り成す簡素な美しさが今なお評価されている。
錦絵は1765(明和2)年に鈴木春信によって開発されたのが始まりとされている。高級な織物である錦のように美しいことから錦絵と呼ばれた。前身である紅摺絵(べにずりえ)は3色の色付けが限界だったが、金に糸目をつけない富裕層からの資金援助もあり、飛躍的に技術が向上し、錦絵が浮世絵・木版画の主流となった。
●蔦重、市右衛門に相談を持ちかけるが…
2番目に注目されたのは20時19分で、注目度73.65%。蔦重が駿河屋市右衛門(高橋克実)に相談を持ちかけるシーンだ。
錦絵作成の資金調達に呉服屋から入銀を募ることを思いついた蔦重だが、思うように入銀は集まらなかった。悩む蔦重は駿河屋の軒先にいた義父の市右衛門に意見を求める。すると市右衛門は、名の通った女郎がいないこと、蔦重自身に知名度がないことが原因ではないかと助言した。さすがは海千山千の経営者である。すでに入銀が集まらない理由を見抜いていたのだ。
現実を突きつけられた蔦重だったが、そこに西村屋与八(西村まさ彦)が蔦重を訪ねてきた。何と蔦重の錦絵発行に手を貸したいというのだ。西村屋は名の通った錦絵の版元である。西村屋が関わっているとなれば、呉服屋の反応も変わるだろう。さらに自分の店で蔦重の錦絵も取り扱いたいという。
蔦重は渡りに船とばかりに西村屋の提案に飛びつき、2人はそのまま駿河屋をあとにした。市右衛門はあまりに虫の良すぎる話に裏があるのを感じとるが、何も言わず静かに店の奥へと消えていった。
○即座にいかさまを見抜いた様子
このシーンは、信頼関係を築きつつある蔦重と市右衛門に視聴者の注目が集まったと考えられる。また、直後に登場した西村屋に警戒の視線が集まったと考えられる。
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