1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『べらぼう』唐丸(渡邉斗翔)の脅威の模写スキルに視聴者最注目 第4話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2025年2月2日 6時0分

斬新なアイデアと抜群の行動力で『吉原細見』の再編と『一目千本』の刊行を行った蔦重ですが、商売人としての実力はまだまだ低く、歴戦のつわものである市右衛門にアドバイスを求めた。そんな蔦重にとって西村屋の申し出は魅力的なものだったが、あまりにもタイミングの良すぎる話に、市右衛門は即座にいかさまを見抜いた様子だった。

SNSでは、「西村屋が登場した時点で駿河屋は怪しんでいるな」「駿河屋市右衛門の人を見極める力がすごい」「親父さまの眼力」と、市右衛門の洞察力に称賛が集まる一方、「西村屋が西村まさ彦さんだった時点で怪しさ満点だったね」「西村屋、登場のタイミングからすでにフラグが立ちまくっているな」と、西村まさ彦のうさん臭さも注目された。ツンデレの極みである市右衛門であるから、蔦重がだまされると分かっていながら、これも社会勉強のうちと黙って成り行きを見守ることにしたのだろう。なんとも奥行きのある人物だ。

西村屋与八は蔦重とともに活躍した錦絵の代表的な版元で、西村屋は3代目まで続いた(※今回の西村屋は初代。ちなみに2代目は鱗形屋孫兵衛の次男)。屋号は「永寿堂(えいじゅどう)」という。鈴木春信、鳥居清長、勝川春章、歌川豊春など当時の著名な絵師たちの作品を多く刊行した。錦絵と出版の発展に大きく貢献した西村屋は物語のキーパーソンとなりそうだ。

西村屋与八を演じる西村まさ彦は、今回、「西村」つながりで話題になっていますが、実は2017年の宮崎あおい主演のNHKドラマ『眩~北斎の娘~』でも西村屋与八を演じている。西村は、故・田村正和さん主演の『古畑任三郎』(フジテレビ)で今泉慎太郎役を演じ大きく知名度を上げた。大河ドラマは1996年『秀吉』、2016年『真田丸』、2020年『麒麟がくる』に続いて4度目の出演。西村屋与八は錦絵というジャンルを確立したやり手事業家なので、今泉くんとは似ても似つかない。

●鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)が野望をあらわに
3番目に注目されたシーンは20時42分で、注目度73.61%。鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)が野望をあらわにするシーンだ。

鱗形屋と西村屋は笑いが止まらない。蔦重が発案した錦絵の企画を横取りすることに成功したからだ。蔦重の義父・市右衛門が懸念した通り、この話には裏があった。鱗形屋と西村屋は初めからつながっていたのだ。蔦重に錦絵を作らせておいて、その儲けをかすめ取るという算段である。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください