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待望の薄型軽量「Snapdragon X Elite」搭載ノートPCがやってきた、「ZenBook SORA」レビュー

マイナビニュース / 2025年2月4日 16時0分

付属する充電器はUSB Type-C出力で、最大出力は90Wとモバイルノートとしてはかなりの高出力です。重量は電源コード部も含めると400グラム弱となるため、持ち運びの際はサードパーティ製のコンパクトかつ軽量なものと組み合わせると、より機動性を高められるでしょう。

ワイヤレス通信はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しているため、ワイヤレスでも高速な通信や多数の周辺機器との接続が可能です。

バッテリー容量は70Whと大容量なので、元々アイドル時の消費電力の低いSnapdragon X Elite X1E-78-100との組み合わせで長時間のバッテリー稼動が可能になっています。

本体重量は構成にもよりますが、約900g~980g。今回お借りした実機では988gとなり、Snapdragon Xシリーズを搭載するWindowsノートPCとしては、最軽量クラスです。本体サイズも310.7×213.9×13.4~15.9mmと、約14型のディスプレイを搭載するモバイルノートとしては小さく、重量やバッテリー容量含め、個人的にはSnapdragon Xシリーズを搭載するノートPCとして「こういうのを待っていた」と感じられる仕様になっています。

○ZenBook SORAの性能、使用感をチェック

続いてZenBook SORAの性能や使用感をチェックしていきます。性能チェックはベンチマークソフトを使用し、筆者の私物のノートPC「FMV LIFEBOOK UH(2023年モデル)」と、一部テストではスコアを比較しながらZenBook SORAのパフォーマンスを確認しています。

まずはCPUの単体処理性能を数値化する「GeekBench 6」を使い、ZenBook SORAに搭載されているSnapdragon X Elite X1E-78-100の性能を確認しました。

結果はシングルコアで「2380ポイント」、マルチコアで「1万4560ポイント」でした。比較用のFMV LIFEBOOK UHのCPUは「Core i7-1360P」で、こちらのスコアはシングルコアで「2484ポイント」、マルチコア「1万223ポイント」でした。

シングルコアではZenBook SORAが僅かに劣るものの、マルチコアでは大きく上回るスコアを記録しています。PC利用時、立ち上げているアプリケーションだけでなくバックグラウンドで動作しているアプリケーションも多く存在しますので、マルチコアでのパフォーマンスが良好なのは、普段使いで今までのノートPCよりも快適に利用できるといっていいでしょう。

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