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待望の薄型軽量「Snapdragon X Elite」搭載ノートPCがやってきた、「ZenBook SORA」レビュー

マイナビニュース / 2025年2月4日 16時0分

次にPC全体のパフォーマンスを測定する「PCMark10」を用い、ZenBook SORAの普段使いでのパフォーマンスチェックを行いました。今回はテスト中に利用されるアプリケーションの対応状況もあり、PCMark 10内の「Application」テストを実行しています。

結果はZenBook SORAが「1万2679ポイント」、比較用のFMV LIFEBOOK UHが「1万1437ポイント」でした。先ほどのCPU単体テストの結果の通り、総合パフォーマンスではZenBook SORAの方が高い結果を示しました。

続いて「ゲーム」についてもテストを行いました。 ゲームの多くは従来のWindowsへの対応のみで、ZenBook SORAのようにARMアーキテクチャのCPUを搭載したWindows PCへ正式に対応していません。そのため動作しない、しても動きが悪いといったことが考えられます。

今回は「ファイナルファンタジー14 黄金のレガシー ベンチマーク」を、ディスプレイ解像度をフルHD、ウインドウモードをフルスクリーン、画質は「最高画質」と「標準品質(ノートPC)」で実行しました。

テスト結果は最高品質で「3247ポイント」で、設定変更推奨になりました。元々デスクトップPCなど、グラフィックボードを搭載したPC向けの画質設定ですので、この結果は予想通りともいえます。その上で「標準品質(ノートPC)」の結果を見てみると、こちらは「6540ポイント」で評価としては「やや快適」となりました。

またZenBook SORAはAI性能が高く、Microsoftが定める「Copilot+PC」の要件も満たしています。まだWindows 11にAI機能の追加、統合が進んでいないため、その性能を発揮できるシーンは少ないのですが、生成AIの「Copilot」はスムーズに動作しますし、標準の「ペイント」に追加された「Image Creator」も試してみたところ、筆者の一切絵心のない「パンダのようなもの」から、ちゃんと可愛らしいパンダを描いてくれました。

どちらも生成結果が出てくるまでの待ち時間も短く、生成中にファンがうるさくなるといったこともありませんでした。まだまだ利用できる機能は少ないとはいえ、今後AI機能が充実してきた際、積極的に利用しても快適に利用できるパフォーマンスがZenBook SORAにはあると言っていいでしょう。

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