『べらぼう』唐丸が蔦屋の銭箱を見つめるシーンに視聴者最注目 第5話画面注視データを分析
マイナビニュース / 2025年2月9日 6時0分
SNSでも、「いかにも時代劇に出てくる悪役ってキャラだな」「骨までしゃぶりつくす典型だね」「もう、わかりやすいくらいすげえ悪人」と、向こう傷の男の型にハマり過ぎた悪役っぷりが話題となった。
向こう傷の男にゆすられた唐丸が「あんた、死罪になるよ」と、反論するシーンがあったが、この時代の「死罪」は斬首刑の一種で、庶民に執行されていた死刑の一つ。処刑後に死骸を試し斬りにされる上に、付加刑として財産が没収され、死体の埋葬や弔いも許されなかった。さらに重罪の場合は、馬に乗せ刑場まで連行される「引廻し」が追加されることもあった。当時の死刑は「下手人」「死罪」「獄門」「磔」「鋸(のこぎり)引き」「火焙り」の6つがあり、武士の場合は「切腹」が追加される。どれも御免こうむりたいものだ。
江戸時代後期では、死罪は死刑のうちで最も多く執行された。「公事方御定書」の規定では「追落(人を脅したり追いかけたりして、財布などを奪い取ること)」、土蔵を破る盗み、人妻との密通、十両以上の窃盗などが死罪に該当する。2人の会話から想像すると、唐丸の場合、年齢的に人妻との密通は考えにくいので、何か盗みを行った可能性が高いと考えられる。
向こう傷の男を演じた高木勝也は、太田プロダクションに所属する神奈川県出身の38歳。大河ドラマは『べらぼう』が初出演だ。スーパー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマンの3大特撮出演を果たした俳優の1人として特撮界では有名。ウルトラマンではクールな隊長役、仮面ライダーでは冷徹ながらもコミカルな面のある悪役を演じ、その演技力の高さが注目されている。
●蔦重、鱗形屋の傘下に入ることを決意
3番目に注目されたシーンは20時42分で、注目度72.7%。蔦重が鱗形屋の傘下に入る決意をしたシーンだ。
「お互い、うまくやっていこうぜ」蔦重は鱗形屋抱えの改になりたいと鱗形屋の主人である孫兵衛に伝えると、孫兵衛は蔦重を歓迎した。版元への道を絶たれた蔦重は、九郎助稲荷で花の井(小芝風花)と語り合う中で、唐丸を当代一の絵師にするという唐丸との約束を守るため、今は鱗形屋という長いものに巻かれる決意を固めたのだった。そして、須原屋市兵衛の本屋に奉公に上がれという助言に従い、孫兵衛からの申し入れを受けることにしたのだ。
『吉原細見』の改、入銀本以外にも、吉原に人を集めるためのものを作っていきたいと意気込みを見せる蔦重。鱗形屋の傘下に入るのは不本意ではあったが、ゆくえ知れずとなった唐丸といつか2人で夢をかなえるためと思えば、こんな屈辱などどうということはない。新たな一歩を踏み出した蔦重の足取りは、思いのほか軽かった。
○「めげない蔦重の熱い思いに心を打たれました」
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