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名古屋から世界へ発信、先端テックの祭典「TechGALA」で見かけた注目展示

マイナビニュース / 2025年2月10日 18時30分

画像提供:マイナビニュース

中部地域の先端テクノロジーに関わる企業の取り組みを伝え、人材交流を促す新しいイベント「TechGALA Japan」(以下、TechGALA)が船出の時を迎えました。2月4日から3日間、名古屋市内で開催されたイベントを現地で取材してきました。

中部発の先端テクノロジーを育てて世界に発信

TechGALAは愛知・名古屋・浜松地域のスタートアップ・エコシステムを作る目的で結成された「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」が主催するイベントです。今回が記念すべき第1回の開催となりました。

同地域は、コンソーシアムの一員である中部経済連合会に加盟する企業、名古屋大学と行政がそれぞれの立場からテクノロジーの発展に力を尽くしてきました。2024年10月には、名古屋市の鶴舞地区に日本最大級のオープンイノベーション拠点「Station Ai」も開業しています。

TechGALAの総合プロデューサーに就任した奥田浩美氏に、イベントが実現した経緯を聞きました。

「この地域には、先進的な企業や学術研究機関が集まっています。Station Aiのような立派な施設も完成しました。残る足りないピースは何かと考えた時に、優秀な人材や研究開発のために必要な資金を集めることであると考えました。ひと息に達成できることではありませんが、私たちが目標を実現するために立ち上がったことを知らせるためにも、最初に爆発的なインパクトをもたらしたいという思いからTechGALAの開催が決まりました」(奥田氏)

「GALA」(ガラ)とは、フランス語で「祝祭・祭典」を意味する言葉です。イベントの名付け親になった奥田氏が、GALAという言葉に込めた思いを次のように語ります。

「いま、世界的にGALAパーティーというかたちで、富裕層やインフルエンサーたちが課題解決を目的とするプロジェクトを立ち上げ、仲間づくりや情報発信のためのイベントを精力的に開催しています。イベントをプラットフォームとして、富裕層の個人による投資文化、あるいは寄附文化のようなものを日本にも少しずつ根付かせたいと私は考えています。TechGALAも、ある一定の成功を収めて富を手にしている人たちが、次世代のためのペイフォワードとして社会に貢献できる機会になり得ると思います」(奥田氏)

TechGALAには「地球の未来を拓くテクノロジーの祭典」というテーマがあります。3日間の開催期間中、名古屋市内の複数の施設が会場になり、テクノロジー業界の著名人、スタートアップの代表者450名以上が登壇する基調講演やピッチセッションが開催されました。同時に、参加者によるネットワーキングイベントやワークショップ、勉強会などサイドイベントも賑やかに行われました。奥田氏は「コンテンツの質と量の両方にこだわり、圧倒的に充実させること」にもプロデューサーとして注力したと振り返ります。
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